今、世の中のほとんどの物に対して、値段が付けられています。
服を買うにもお金がかかり、食べ物にもお金がかかります。
車にも、住む部屋にも「家賃」という金額が付けられています。
いまや水にも値段が付いている時代です。
世の中のほぼすべての物に対して値段が付けられているため、買い物をするときには「お金がいくらかかるのか」と考えます。
しかし、そう考えるほど、ブルーになります。
お財布からお金が減っていくのを見ると、命を削られているかのような気がして、元気もなくなってしまうのです。
特に大きな買い物をしたときは、一度に大金が飛んでいきます。
買い物をした後、ため息が出てしまいます。
別に運動をしているわけでもないのに、偉いことをしてしまったと、後ろめたい気持ちになるのです。
これらはすべて、物を買うときに「お金がかかる」と考えているから、元気がなくなるのです。
すべて自分への投資と考えを変えることで、お金が生きて使われていることに気づきます。
服を買うときも「これで自分の魅力がアップできる」というように自己投資と考えましょう。
食べ物1つにしても「これを食べるから元気が出る。自分への投資だ」と考えることです。
値段が少し高い家賃にしても「快適さが手に入り、精神的に余裕が得られる」と、自分への投資がされていると考えるのです。
発想の転換です。
すべての物に値段がついているということは、すべての物は、考え方しだいでは自分への投資と考えることができます。
私はいつも本を買うときには、すべてが自分への投資だと考えています。
お金を払うことで、著者の知識や知恵などの話を聞くことができ、自分力がアップできる自己投資だと思っているのです。
もちろん中には値段の高い本もあります。
ですが、それだけ希少価値があり、高い技術力が身につけられると考えれば、自己投資だとわかり、元気が出てきます。
あなたがいつも使っているお金は、すべて自分への投資だと考えましょう。
「自己投資だ」と考えると、自分が向上していくことがわかり、元気が出てきます。