「もう面倒。嫌だ」
こんな言葉を口にした瞬間から、人は努力をしなくなります。
いくら努力しても結局は意味がなく、もうやるのもだるいと思ったときが、心の老化の第一歩です。
面倒を受け入れると、努力をしなくなります。
見た目だけでなく、心の中から諦めが漂い始めるのです。
女性の中にはときどき、化粧をまったくしない女性がいます。
化粧をしないことが一番自分らしくきれいでいられるという理由ならいいのです。
しかし、心配なのが「面倒だからしない」という人です。
面倒だからしないのは、自分が向上することを諦めているということです。
女性には「もっと美しくなりたい」「もっときれいになりたい」という願望があります。
これはまさに向上心の表れであり、自分を高めるために努力をしようという意欲の表れなのです。
しかし「面倒だからしない」というのはどうでしょうか。
もっときれいになるための努力が面倒くさく、きれいでなくてもいい、今で十分という諦めであり、心の老化の始まりなのです。
お化粧は、していない人より、している人のほうが美しく輝いています。
私はお化粧をしていない人より、している人のほうがスキです。
それはお化粧しているほうがきれいだからではありません。
お化粧している人のほうが、向上心が輝いているからです。
面白いことに、お化粧を一生懸命にしているかどうかで、その人の心の向上心が輝いているかどうかがわかってしまうのです。