怠け癖の原因の1つ。
それは、誘惑です。
仕事に集中したくても、誘惑が多いと難しいでしょう。
もともと怠けがちな人にとっては、もはや誘惑は大敵。
心が惑わされ、邪念や雑念が生まれ、なかなか集中力を発揮できません。
誘惑が多い環境は、怠けやすい環境です。
自分の生活環境を振り返ってみてください。
誘惑が多くありませんか。
もし誘惑が目立つなら、減らす努力をしてください。
誘惑を減らすことは、怠け癖を直す方法論の1つです。
メンタルを鍛えるのもいいですが、誘惑を減らす方法のほうが、手っ取り早くて効果的です。
ついテレビを見てしまうなら、部屋からテレビを排除しましょう。
テレビ好きの人にとっては心苦しいかもしれませんが、怠け癖を直すための大切なステップ。
心を鬼にして、部屋からテレビをなくしましょう。
どうしてもテレビを部屋に置きたいなら、コンセントを抜くだけでもかまいません。
目につく場所に、漫画本やゲーム機が置いていないでしょうか。
ゲーム機や漫画本が置いてあると、つい気になります。
「少しだけ」と思って、手をつけると最後。
夢中になってしまい、仕事を妨げてしまいます。
ゲーム機や漫画本は、押し入れの奥にしまい、必要なときだけ取り出すようにすればいいでしょう。
あえて取り出すのに手間がかかる状況を作れば、誘惑に惑わされることもなくなります。
わざわざ押し入れにしまうのが面倒なら、布やカーテンで覆うだけでもかまいません。
視界から見えなくするだけでも効果があります。
ついネットサーフィンをしてしまうなら、アクセス制限機能をつけてみるといいでしょう。
アクセス制限と言えば、子ども向けの機能と思われがちですが、大人にも有効な機能です。
ネットの閲覧範囲を制限することで、仕事に集中しやすくなります。
どうしても必要なときだけ、アクセス制限を解除するようにするといいでしょう。
スマートフォンにゲームがインストールされていることもあるでしょう。
暇つぶしにはいいですが、暇つぶしをしすぎることがあります。
ゲームが気になって頭から離れず、仕事に影響が出ているなら、思い切ってアンインストールをしましょう。
どうしてもゲームを楽しみたいなら、短時間で終わるような「パズル系」「アクション系」に限定しておくのがおすすめです。
暇な時間や休憩時間だけ楽しむようにすれば、悪影響を最小限に抑えられます。
SNSも誘惑の1つです。
SNSには中毒性があり、一度始めるとやめにくくなります。
つい見てしまうなら、思い切ってアンインストールする方法もあります。
友人との交流も大切ですが、悪影響のほうが目立つなら、覚悟を決めてSNSから卒業するのも1つの手段です。
誘惑に該当するものは、すべて排除の対象です。
「これは大切なもの」と思うものでも、悪影響が目立つなら、遠ざけたほうがいいでしょう。
誘惑を排除するときは、ストレスがあります。
しばらく禁断症状に苦しむかもしれませんが、最初のうちだけです。
時間が経つにつれて慣れていき、いずれ普通になるでしょう。
最初は違和感があっても、慣れてくれば「当たり前」と思うようになります。
テレビ・漫画・ゲームは、意外となくても生活に支障が出ないことに気づくはずです。
誘惑がなくなれば、心を惑わされることもなくなるため、仕事に集中しやすくなって生産性が向上します。
誘惑を排除することは、怠け癖の改善を促すことになるのです。