怠け癖のある人には、疲れやストレスをためている人が目立ちます。
疲れやストレスをためていませんか。
どきっとした人は要注意です。
怠けてしまうのは、疲れやストレスをためているせいかもしれません。
疲れやストレスを感じるのはいいですが、ためるのはよくありません。
いくら健康でも、疲れやストレスをためていると、体が重く感じるようになります。
重しを背負っているような感覚になって、動きにくくなるでしょう。
だるさが出たり、肩こりになったりします。
少し動いただけで疲れてしまいます。
「地球の重力が強くなった」「悪霊に取りついている」といった不思議な錯覚を覚えることもあるでしょう。
疲れやストレスをためていれば、怠け癖になるのも当然です。
たとえ若い人でも、疲れとストレスをためていれば、体が重く感じてしまうため、怠けやすくなります。
怠け癖を直したいなら、疲れやストレスをためない生活習慣を心がけてください。
大きく分けて、ポイントは2つあります。
年齢を重ねて疲れやすくなったという人は、実は年齢を重ねて、疲れやストレスに触れることが多く、ためることが多くなっただけかもしれません。
十分な睡眠を心がけましょう。
睡眠欲は、人の3大欲求の1つ。
食事だけでなく、睡眠も元気の源です。
たっぷり睡眠を取った朝は、体が軽くて元気がいっぱいで、爽快な気分になった経験があるでしょう。
たっぷり寝ることで、しっかり疲れが取れ、エネルギーを充電されたのです。
平日は忙しくて十分な睡眠が取れないなら、休日にたっぷり睡眠を取るといいでしょう。
寝だめをすることはできませんが、睡眠不足の解消に役立ちます。
適切な睡眠時間は人によって異なりますが、一般的には「7時間から8時間半」が目安です。
定期的なストレス解消を心がけましょう。
ストレスがたまってから何かをするのではなく、ストレスをためないよう、日々のスケジュールに入れておくのがおすすめです。
散歩をするのもよし。
ウォーキングをするのもよし。
スポーツジムで、本格的に運動をするのも効果的です。
余計に疲れそうですが、しっかり体を動かして汗を流すことは、ストレス解消につながります。
たっぷり体を動かしたほうが、寝付きがよくなり睡眠の質も高まり、かえって疲れが取れやすくなります。
バスタイムは、できるだけシャワーより入浴のほうがいいでしょう。
きちんと湯船に浸かったほうが、血行がよくなって体の芯から温まります。
できれば38度から40度のぬるま湯で半身浴をすると、たっぷり汗をかけて効果的です。
副交感神経の活性化につながり、自律神経のバランスも整います。
忙しくて毎日の入浴が難しいなら「2日に1回」「3日に1回」でもかまいません。
サウナで汗をかくのも、疲れを取る効果があります。
サウナでたっぷり汗をかくことは、自律神経を整えるだけでなく、疲れの原因である「乳酸」の排出を促す効果があります。
サウナの後には、爽快な時間が待っているでしょう。
ぜひ自分に合ったストレス解消法を見つけ、定期的な習慣にしていきましょう。
疲れやストレスを感じたとき、どう解消すればいいか知っておくだけでも、気持ちが楽になります。
怠け癖を年齢のせいにしないことです。
たとえ年齢を重ねて疲れやすくなったとしても、十分な睡眠とストレス解消は、本人の努力で可能です。
疲れやストレスをためないことが、怠け癖を直すことにもつながるのです。