怠け癖に悩んでいる人には、共通の口癖があります。
「面倒くさい」です。
ことあるたびに「面倒くさい、面倒くさい」と言います。
口に出して言うこともあれば、心の中で思うこともあります。
1日に何度も「面倒くさい」と言っている人も多いのではないでしょうか。
しかし「面倒くさい」という口癖は、できるだけ直すのがいいでしょう。
やる気と元気を奪う言葉だからです。
やる気や元気を奪うことはあっても、与えることはありません。
「面倒くさい」と思った瞬間に起こる、自分の心境の変化に気づいてください。
心がどんより暗くなり、体がぐっと重く感じるでしょう。
「面倒くさい」と思うだけで、疲労感が増してくる。
「面倒くさい」と思えば思うほど、自分に悪い自己暗示にかけてしまいます。
倦怠感がエスカレートして、ますます嫌な気持ちが強くなります。
仕事をする前にもかかわらず、一仕事を終えたかのような疲労感がたまっているでしょう。
怠け癖があるから「面倒くさい」と言うのではありません。
「面倒くさい」と言うから、怠け癖になるのです。
あなたの怠け癖は「ネガティブな口癖」が原因ではないでしょうか。
「面倒くさい」という口癖があると、簡単な仕事ですら「面倒くさい」と思うようになります。
怠け癖を直すなら「面倒くさい」という一言を禁句にしましょう。
口に出して言うだけでなく、心の中で思うこともやめます。
「面倒くさい」という一言を禁句にすれば、余計な消耗を減らせるため、仕事に取り組みやすくなります。
面倒くさい仕事は「面倒くさい」と思う前に取りかかりましょう。
仕事に取りかかれば「面倒くさい」と思う暇がなくなり、集中せざるを得なくなります。
「面倒くさい」と言いそうになったら「やりがいがある」「楽しみがいがある」などと言い換えるといいでしょう。
「精神力が鍛えられる」「メンタルトレーニングになる」というポジティブな考え方もおすすめです。
仕事は同じでも、ネガティブワードをポジティブにワードに言い換えるだけで、受け止め方が変わります。
口癖も、癖の1つ。
急に癖を変えるのは難しいかもしれませんが、できるだけ意識してください。
言うのをやめるだけですから、やるより簡単なはずです。
今日から意識すれば、それだけ改善も早くなります。