論理的思考力を鍛えるポイントの1つ。
それが、結論から話す習慣です。
ビジネスでは結論から話す話し方が一般的ですが、論理的思考力を鍛える際も、結論から話す話し方が有効です。
「結論から話すなんて大したことない」
「特別なことではない。誰でも簡単にできる」
「平凡でつまらない」
そう思うかもしれませんが、誤解です。
結論から話すには、概要と要点を正しく理解したうえで、本質を見抜いておかなければいけません。
そして簡潔な言葉でわかりやすく一言で説明する必要があります。
そのため結論から話そうとするとき、頭の中では高度な思考が行われます。
上手に言葉を言い換える。
重要な内容だけ選び抜く。
情報をうまくまとめる。
多くの情報を一言に圧縮する。
相手の立場を想像する。
簡潔にわかりやすくまとめる。
結論から話す行為は、脳の広い領域を活用することになり、思考力のトレーニングになるのです。
結論を最初に話すのはもったいないと思う人もいるかもしれませんが、誤解です。
重要なことを後回しにすると、話が間延びしてわかりにくくなり、聞く人をいらいらさせます。
結論を最初に話したほうが、話が引き締まってわかりやすくなり、聞く人のストレスが減ります。
結論から話したほうが、その後に続く話も興味関心を持って聞いてもらいやすくなります。
まず結論から話して、次に詳しい事情を説明します。
結論から話す習慣は普段の心がけが大切です。
さっそく今日から結論から話す話し方を心がけてみませんか。
「結論から言うと○○です」
相手にとっても理解しやすいので、話も盛り上がりやすくなるでしょう。
自分にとっても、脳のトレーニングになり、論理的思考力を鍛える機会になります。
結論から話すのを、ゲーム感覚で楽しむのも悪くありません。
一言で結論を言い表せれば、自分にとっても爽快で、満足感が得られるでしょう。
結論から話す話し方を習慣にしておけば、自然と論理的思考力を鍛えていけます。