報告・連絡・相談をまめにすれば、上司との関係がよくなります。
小さくてささいな報告は、いちいち言うのが面倒です。
たしかに一つ一つの小さなことを報告していると、それだけでも相当な量になります。
しかし、面倒と考えるより「上司とのコミュニケーションの量を増やすためにする」と考えるといいのです。
ホウレンソウをまめにすれば、コミュニケーションの量を自然に増やしていけます。
お互いが何をやっているのか、どんな問題があるのかを把握するために、少しでも会話量を増やしたほうがお互いのためなのです。
コミュニケーションは、交わす量が多いほど親しみを持つことができ、関係を向上させることができます。
上司との関係が悪い人はたいていの場合、コミュニケーションの量が不足しています。
日頃からのコミュニケーション不足が、お互いの理解不足を招き、間に壁ができてしまっているのです。
ベルリンの壁と同じように、どちらかが壁を壊さなければなりません。
壁をなくすということは、理解をし合うことです。
沈黙という壁を壊して、コミュニケーションが行き来できるようにしておかないと、お互いが理解し合うことは難しいのです。
コミュニケーションの量を増やすためには、難しいことはなく、日頃のホウレンソウをまめにするだけで十分な会話量になります。
ホウレンソウは仕事のためだけでなく、人間関係の潤滑油としても活用するのです。