執筆者:水口貴博

苦手な上司との30の付き合い方

25

ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。

ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。 | 苦手な上司との30の付き合い方

報告・連絡・相談をまめにすれば、上司との関係がよくなります。

小さくてささいな報告は、いちいち言うのが面倒です。

たしかに一つ一つの小さなことを報告していると、それだけでも相当な量になります。

しかし、面倒と考えるより「上司とのコミュニケーションの量を増やすためにする」と考えるといいのです。

ホウレンソウをまめにすれば、コミュニケーションの量を自然に増やしていけます。

お互いが何をやっているのか、どんな問題があるのかを把握するために、少しでも会話量を増やしたほうがお互いのためなのです。

コミュニケーションは、交わす量が多いほど親しみを持つことができ、関係を向上させることができます。

上司との関係が悪い人はたいていの場合、コミュニケーションの量が不足しています。

日頃からのコミュニケーション不足が、お互いの理解不足を招き、間に壁ができてしまっているのです。

ベルリンの壁と同じように、どちらかが壁を壊さなければなりません。

壁をなくすということは、理解をし合うことです。

沈黙という壁を壊して、コミュニケーションが行き来できるようにしておかないと、お互いが理解し合うことは難しいのです。

コミュニケーションの量を増やすためには、難しいことはなく、日頃のホウレンソウをまめにするだけで十分な会話量になります。

ホウレンソウは仕事のためだけでなく、人間関係の潤滑油としても活用するのです。

苦手な上司との付き合い方(25)
  • ホウレンソウをまめにする。
上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。

苦手な上司との30の付き合い方

  1. 宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。
  2. 仕事の楽しさは、人間関係で決まる。
  3. 「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。
  4. 尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。
  5. 「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。
  6. 間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。
  7. 挨拶は、まず自分から。
  8. 上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。
  9. お土産が、上司との心の距離を縮めていく。
  10. 上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。
  11. 上司は嫌われるのが仕事。
    それを理解しておこう。
  12. 上司は犬と同じ。
    逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。
  13. 嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。
  14. 仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。
  15. 忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。
  16. 手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。
  17. 部下は上司を引き立てるために存在する。
  18. 口で言うより、まず行動で示す。
  19. つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。
  20. 上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。
  21. 回り道を進んでできる人が、強くなる。
  22. 礼儀やマナーも、仕事の1つだ。
  23. 甘えることも、仕事のうち。
  24. 上司を変えるより、自分が変わろう。
  25. ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。
  26. 上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。
  27. 小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。
  28. 日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。
  29. 性格を、しっかり把握する。
  30. すべての出会いを生かそう。

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