告白せずして告白するとは「誘いをする」ということです。
「一緒に映画を見に行きませんか」
「一緒に食事に行きませんか」
「一緒に遊びに行きませんか」
まずは、あなたから誘いましょう。
あなたが相手のことを好きなら、あなたから誘うべきです。
あなたが男性だろうが、女性だろうが関係ありません。
誘ってみないかぎりは、なかなか進展しません。
自然の成り行きに任せることになります。
相手が受け入れやすい、小さくてささいな誘いから始めるのです。
ポイントは、相手が「いいよ」と答えるであろう、受け入れやすくて小さな誘いから始めることです。
「ちょっと手伝って」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい?」
こうした一言なら、相手もNOとはなかなか言えません。
NOとは言えないような小さなお願いを理由に、ゆっくり相手に近づいて、コミュニケーションを増やします。
するといつの間にか、心の距離まで近づいているという状態になります。
初めは「見ず知らずの関係」から「知り合いの関係」へと関係を深めます。
コミュニケーションさえ増やしていけば「友人の関係」へと変わり、いつの間にか「お付き合いの関係」へと発展していくのです。
「見ず知らずの関係」
↓
「知り合いの関係」
↓
「友人の関係」
↓
「お付き合いの関係」
どうすればこうしたステップが踏めるかというと、会う回数を増やし、コミュニケーションの量を増やせばいいだけです。
難しいテクニックや気の利いた言葉など一切考える必要はありません。
ただ単純に、お話をするだけでいいのです。
あなたのことをよく知らない相手は少なからず「警戒心」を抱いていますから、その警戒をほどくことが必要です。
話をたくさんすれば「この人は自分に危害を加える人ではないな」と感じ、安心します。
すると、さらに深い会話ができるようになり、さらに仲がよくなっていくという好循環になるのです。