上司とは鎖につながれていない野良犬のような存在です。
うなりながらにらみをきかし、今にも噛みついてきそうな雰囲気を醸し出しています。
実際の犬と同じように、あなたが逃げ始めたら、追いかけてきて噛みついてくるのです。
逃げれば逃げるほど、上司はあなたを追いかけたくなってしまうのです。
これは部下であるあなたに、報告・連絡・相談がないことが原因です。
報告・連絡・相談がないため、部下が何をやっているのか不安で噛みついてきます。
何も連絡することがなければ「何もありません」という報告ができるはずです。
何もないからと、報告・連絡・相談を省くから、上司は余計に気になって仕方なくなり追いかけてくるのです。
上司は犬と同じで逃げれば逃げるほど追いかけてきます。
噛みつかれたくなければ、逃げてはいけません。
逆に向かっていけばいいのです。
自分から進んで近づいていけば、不思議なことに噛みつかれません。
つまり、自分から進んで報告・連絡・相談を心がけることです。
自分からこまめに報告、連絡、相談をしていけば、上司は部下が今何をやっているのかを把握でき、安心するのです。
上司から「こまめだね」と驚かれるくらいに、心がけることです。
こまめな報告・連絡・相談は、部下の仕事です。
部下からうるさいくらいに上司に向かっていけば、もはや上司は噛みつく必要がなくなり、円満な関係になります。