執筆者:水口貴博

就職面接の30の基本マナー

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質問の適切な回答時間とは。

質問の適切な回答時間とは。 | 就職面接の30の基本マナー

質問に答える時間は、どのくらいが適切でしょうか。

ちまたでは、さまざまなアドバイスを見聞きします。

「短ければ短いほどよい」

「30秒程度」

「長くても1分」

「結局どれが正しいのか」と思い、対応に振り回されるのではないでしょうか。

たしかに長すぎる回答は、だらだらした印象が強くなり、言いたいことがぼやけます。

詳しく話さなければいけない場面で、無理に話を短くまとめるのも不自然です。

逆に、シンプルに答えられる内容を、強引にだらだら話すのもおかしい。

一定時間にこだわった結果、適切な回答ができなくなるのでは本末転倒ですね。

大切なことは「適切な回答時間は、質問によって異なる」という点です。

シンプルに説明できる内容なら、30秒でもいいでしょう。

詳しく具体的に説明しなければいけないなら、1分以上かかっても自然です。

面接官から、3分で説明する指示があれば、3分間で答えるのが適切。

回答時間にこだわりすぎず、質問によって異なると考えるのが妥当です。

一定時間に縛られていると、かえって自由な発言を妨げます。

質問に求められる内容によって、臨機応変に対応しましょう。

ただし、強いて目安を挙げるとすれば、1分です。

長くても、1分30秒。

あくまで目安です。

一般質問の標準的な基準として考えるときには、参考にしてみてください。

就職面接の基本マナー(24)
  • 質問の適切な回答時間は、1分を目安にしつつも、質問内容によって臨機応変に変える。
変わったことをして、面接官の注意を引く必要はない。

就職面接の30の基本マナー

  1. なぜ面接が行われるのか。
  2. 面接で欠かせない、メラビアンの法則。
  3. 面接で必ず聞かれる質問は3つ。
    自己紹介・自己PR・志望動機。
  4. 面接当日の流れ。
  5. 時間厳守で気をつけるのは、遅刻だけとは限らない。
  6. 面接の日程を変更するときのマナー。
  7. 面接時間に遅刻しそうなときのマナー。
  8. 提出書類を持参するときのマナー。
  9. 面接に持参したい、11の持ち物。__deleted__
  10. 緊張しすぎてはいけない。
    リラックスしすぎてもいけない。
  11. 上着やコートなどの、脱着タイミングのマナー。
  12. ドアのノックの正式なマナー。
  13. 入室後、椅子の左側に立つか、右側に立つか。
  14. 面接の勝負は、冒頭の一言。
  15. 面接は基本的に、正直であること。
  16. メモの必要はなくても、面接にメモ帳は持参。
  17. 入室マナーの10ステップ。
  18. 椅子に座って待っているときも、気を抜かない。
  19. 面接で、面接官のことは何と呼べばよいのか。
  20. せっかく封筒に入れた書類も、片手で渡すと台無し。
  21. 面接では、椅子の背にもたれない。
  22. 自信がなくても、笑顔を見せよう。
    面接官は、笑顔に弱い。
  23. 面接では、他社のロゴが入った文房具の使用に注意。
  24. 質問の適切な回答時間とは。
  25. 変わったことをして、面接官の注意を引く必要はない。
  26. どんなにうまく話せても、面接官の目を見なければ、台無し。
  27. 面接でやってはいけない、7つの立ち振る舞い。
  28. 答えられなかった質問の答えを、後で思い出したときの対応。
  29. 緊張のせいで、質問内容を忘れたとき。
  30. 退出マナーの7ステップ。

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