質問に答える時間は、どのくらいが適切でしょうか。
ちまたでは、さまざまなアドバイスを見聞きします。
「短ければ短いほどよい」
「30秒程度」
「長くても1分」
「結局どれが正しいのか」と思い、対応に振り回されるのではないでしょうか。
たしかに長すぎる回答は、だらだらした印象が強くなり、言いたいことがぼやけます。
詳しく話さなければいけない場面で、無理に話を短くまとめるのも不自然です。
逆に、シンプルに答えられる内容を、強引にだらだら話すのもおかしい。
一定時間にこだわった結果、適切な回答ができなくなるのでは本末転倒ですね。
大切なことは「適切な回答時間は、質問によって異なる」という点です。
シンプルに説明できる内容なら、30秒でもいいでしょう。
詳しく具体的に説明しなければいけないなら、1分以上かかっても自然です。
面接官から、3分で説明する指示があれば、3分間で答えるのが適切。
回答時間にこだわりすぎず、質問によって異なると考えるのが妥当です。
一定時間に縛られていると、かえって自由な発言を妨げます。
質問に求められる内容によって、臨機応変に対応しましょう。
ただし、強いて目安を挙げるとすれば、1分です。
長くても、1分30秒。
あくまで目安です。
一般質問の標準的な基準として考えるときには、参考にしてみてください。