面接では、採用に関係のないような質問をされることがあります。
多くの場合、応募者の緊張をほぐすのが狙いです。
ささいな質問をしながら雰囲気が柔らかくなれば、お互いにとって、面接がしやすくなるでしょう。
しかし、緊張を和らげるにしては、度が過ぎる質問もあります。
「今、付き合っている人はいるのか」
「車のナンバーを教えてほしい」
「両親の職業について」
採用に関係がないような質問をされれば、答えるのもためらうでしょう。
「なぜ聞かれるのだろう」と思うのではないでしょうか。
個人的なことにかかわる内容は、やはり答えるのに抵抗があるものです。
こうした質問をされたときは、どうするか。
何でも愚直に答えるのではなく、面接官に、質問の意図を確認しましょう。
「今のご質問は、採用とどのような関係がありますでしょうか」
高圧的な態度にならず、柔らかい表情で尋ねましょう。
もしかすると、自分では気づかない意図がある可能性もあります。
採用と関係があるなら、答えられる範囲で、正直に答えましょう。
もし、採用と関係がなければ、返答を避けるのも手です。
はっきりNOと言えるのも、社会人に必要な態度です。