面接は、特に緊張する場面です。
面接官からさまざまな質問をされますが、うまく聞き取れない場合があります。
面接官の顔や態度に注意が向いて、肝心の質問を聞き逃してしまう人もいるのではないでしょうか。
悪気はないのですが、やはり緊張が妨げになり、うっかり聞き逃してしまう場合があります。
もしくは、声が聞こえていても、緊張のあまり、言葉を理解する余裕がない場合もあるでしょう。
笑ってしまう出来事ですが、面接ではよくあるのです。
さて、質問を聞き逃したときは、どうすればいいのでしょうか。
まず、やってはいけないのは、聞き取れたつもりになって、無理に答えてしまうことです。
聞き返すと減点になると思い、中途半端に聞き取った内容で返事をすると、恥ずかしい返事になるでしょう。
流れを無視した会話になり、余計に印象を悪くするに違いありません。
この場合は、聞き取れなかったことを正直に伝えましょう。
「すみません。緊張のあまり、質問を聞き逃してしまいました。もう一度、お願いできますでしょうか」
緊張を理由にすれば、面接官も「慣れていない場だから緊張も当然」と思い、寛大に見てくれるでしょう。
ただし、聞き返すのも、1回までが常識です。
何度も聞き返すと、さすがに印象が悪くなりますから、聞き返すのは最小限に抑えましょう。