執筆者:水口貴博

就職面接の30の基本マナー

30

退出マナーの7ステップ。

退出マナーの7ステップ。 | 就職面接の30の基本マナー

入室マナーを考えることはあっても、退出マナーを考える人は少ないのではないでしょうか。

入室だけでなく、退出も、評価の対象です。

退出時の振る舞いは、余韻として、印象に長く残りやすいため、気を抜かないことが大切です。

入室マナーと同様、意識をしなくても体が自然に動くようになるまで、何度も練習しましょう。

  1. 面接終了の合図をされる

面接官から、面接が終了する一言を言われます。

「面接はこれで終了です」「退出して結構です」などです。

これを言われたら「はい」と、答えましょう。

  1. お礼を言う

座ったまま、面接官にお礼を言いましょう。

「本日はお忙しい中、お時間を割いていただき、誠にありがとうございました」

お礼を言い終われば、座ったまま、軽く一礼をします。

  1. 立ち上がって一礼する

立ち上がって、椅子の横に立ちます。

「失礼いたします」と言って、お辞儀をしましょう。

お辞儀の角度は、45度です。

頭を下げたところで1秒間止めて、それから頭を上げると、きれいなお辞儀に見えます。

  1. ドアに向かう

お礼とお辞儀が終われば、ドアに向かいます。

このとき、面接官にお尻を向けてはいけないと信じる人がいますが、実際そうすると、不自然な動きになります。

普通の様子で、ドアに向かって結構です。

  1. ドアの前で、もう一度一礼

ドアの前まで移動すれば、面接官のほうを振り返ります。

「失礼します」と言って、お辞儀をします。

お辞儀の角度は、45度です。

  1. 笑顔と会釈で退出する

片手でドアを開けて、部屋から出かけたところで面接官のほうを振り返り、ドアノブを両手で持ち直します。

口を閉じたままの笑顔を見せながら、面接官に軽い会釈をしましょう。

このときの笑顔は、とてもよい印象を与えるでしょう。

  1. ドアを閉める

部屋から出てドアを閉めるときは、大きな音がしないように閉めましょう。

就職面接の基本マナー(30)
  • 退出の流れを、何度も練習する。
まとめ

就職面接の30の基本マナー

  1. なぜ面接が行われるのか。
  2. 面接で欠かせない、メラビアンの法則。
  3. 面接で必ず聞かれる質問は3つ。
    自己紹介・自己PR・志望動機。
  4. 面接当日の流れ。
  5. 時間厳守で気をつけるのは、遅刻だけとは限らない。
  6. 面接の日程を変更するときのマナー。
  7. 面接時間に遅刻しそうなときのマナー。
  8. 提出書類を持参するときのマナー。
  9. 面接に持参したい、11の持ち物。__deleted__
  10. 緊張しすぎてはいけない。
    リラックスしすぎてもいけない。
  11. 上着やコートなどの、脱着タイミングのマナー。
  12. ドアのノックの正式なマナー。
  13. 入室後、椅子の左側に立つか、右側に立つか。
  14. 面接の勝負は、冒頭の一言。
  15. 面接は基本的に、正直であること。
  16. メモの必要はなくても、面接にメモ帳は持参。
  17. 入室マナーの10ステップ。
  18. 椅子に座って待っているときも、気を抜かない。
  19. 面接で、面接官のことは何と呼べばよいのか。
  20. せっかく封筒に入れた書類も、片手で渡すと台無し。
  21. 面接では、椅子の背にもたれない。
  22. 自信がなくても、笑顔を見せよう。
    面接官は、笑顔に弱い。
  23. 面接では、他社のロゴが入った文房具の使用に注意。
  24. 質問の適切な回答時間とは。
  25. 変わったことをして、面接官の注意を引く必要はない。
  26. どんなにうまく話せても、面接官の目を見なければ、台無し。
  27. 面接でやってはいけない、7つの立ち振る舞い。
  28. 答えられなかった質問の答えを、後で思い出したときの対応。
  29. 緊張のせいで、質問内容を忘れたとき。
  30. 退出マナーの7ステップ。

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