大差で負けて、まだよかったのです。
「完全に負けた」という状況は、意外に気持ちいいものです。
完全に力の差があり、どうしようもありません。
悪あがきすら、まったく効果なしです。
意外に苦しむのは、僅差で負けたときです。
「あと少しで勝てたのに……」
「あのとき、こうしておけばよかった……」
「やり直したい……」
僅差で負けたときほど、強い悔しさが残ります。
くよくよ考えてしまい、気持ちがなかなか切り替えられません。
だから、大差で負けてよかった。
潔く諦めようではありませんか。
大差で負けてしまったものは仕方ありません。
力の差を素直に認め、次に切り替えましょう。
大差で勝ったときだけでなく、大差で負けたときも「気持ちいい」と叫ぶべきです。
大差で負ければ、晴れ晴れします。
さっと切り替えができるのです。
なんなら帰りにケーキでも買って、食べるといいでしょう。
大敗した日は、ケーキの日です。
うまいものを食べると、元気が出ます。
さっと気持ちを切り替え、しっかり元気を出すことです。
気持ちの切り替えがうまくできれば、次の試合では、力がうまく発揮できるでしょう。