想定するなら、最高より最悪です。
最高を想定していると、うまくいかなかったときの失望感が大きくなります。
最高が高ければ高いほど、うまくいかなかったとき、ひどく落ち込むことでしょう。
いつも最高ばかり考えていると、事あるたびに失望し、落ち込みやすい体質になります。
期待値が大きすぎるのも、考えものです。
また、最高の状態ばかり想定していると、緊張感が緩みやすくなる弊害もあります。
仕事の詰めが甘くなり、思わぬ失態を招く恐れがあるのです。
想定するなら、最高より最悪です。
「無事でよかった」「命拾いをした「まだ可能性が残っている」と思い、ほっとします。
最悪を避けられただけでありがたく感じ、安心や希望を見いだしやすくなります。
また、最悪を想定しておけば、予防策を考えられるため、結果として最悪が避けられるはずです。
最高を目指すのではなく、最悪を避けるのです。
あなたが今の状況において、最悪を想定してください。
その最悪を避けるために今できることは、何でしょうか。
最悪を想定し、今のうちに予防策を立てておきましょう。
それが今、あなたがすべきことです。