恥ずかしさを感じることは、本来、素晴らしいことです。
恥ずかしさとは、自分の動作や態度に不備があり、引け目を感じることです。
顔が赤くなったり、心臓の鼓動が早くなったりします。
恥ずかしさは、感じないより、感じたほうがいいのです。
恥ずかしさを感じなくなれば、終わりです。
マナーの悪い人を見てください。
マナーの悪い人は、マナーが悪くても、恥ずかしさを感じていません。
マナーの悪いことをしても、知らないふりです。
「悪いことだ」と思っても、恥ずかしさを感じていないから、改善しようとしません。
態度は悪くなる一方なのです。
この状態が悪化すると、マナーの悪い中高年の完成です。
一方、マナーのいい人は、恥ずかしさを感じる感性があります。
マナー違反をしたとき「恥ずかしい」と思って赤面するから「改善しよう」「気をつけよう」という行動が促されます。
恥ずかしさを感じれば、次から気をつけて行動するだけです。
発言、態度、礼儀が、どんどん磨かれていきます。
恥ずかしく思えるおかげです。
恥ずかしさは、邪魔と思わず、むしろ大切にしてください。
恥ずかしさを感じるあなたは、素晴らしくなる可能性を秘めているのです。