「考える」と言えば、座ってするものだと思われがちです。
学校で授業を受けるときは、いつも座っていたため、そういう先入観があります。
座っていれば、メモをしながら考えられるメリットがあります。
もちろん座りながら考えるのもいいのですが、そればかりでは偏りがあります。
座っているときは、動きがありません。
体を静止したままだからこそ考えられることもあれば、静止しているからこそ考えにくいこともあります。
そこで、座りながら考えてわからないことは、歩きながら考えてみましょう。
歩きながら考えると、体の筋肉を積極的に動かすため、脳の血流量が向上します。
歩いているときは、景色の変化もあります。
いろいろな景色を見ながら考えることで、いつもと違った考え方や見方がしやすくなるでしょう。
変化の流れの中で考えると、視野が広がり、堅くなった頭も柔らかくなります。
座りながら考えたり、歩きながら考えたりを繰り返すと、いつもより発想力が向上するのです。