人が幸せを感じるのは、わかち合うときです。
楽しいテーマパークに、1人で行っても面白くありません。
親しい友人と一緒に行くから、面白いのです。
その瞬間の感動を、一緒にわかち合えるからです。
「あれに乗ってみよう」「これはすごいね」「また行こうね」と感動をわかち合う相手がいるから、楽しく感じます。
食事も同じです。
1人で食べるのもいいですが、誰かと一緒に食べるほうが、もっとおいしく感じます。
「どんな味だろうね」「すごくおいしいね」と感動をわかち合うから、よりおいしく感じます。
友人は、1人で感じる幸せを、何倍も大きくさせる力があります。
人間関係があるから悩むこともありますが、人間関係がなければ幸せにもなれません。
友人がいれば必ず幸せとは限りませんが、幸せな人には必ず友人がいます。
より良い人間関係を結ぶことで、わかち合う対象ができます。
わかち合う習慣とは、幸せを感じる習慣です。
自分の生活に「わかち合い」があるかどうか、確認してみてください。
自分の財産を少し削ってもいいですから、誰かとわかち合うことです。
余り物があれば、おすそ分けをしましょう。
自分の取り分が減っても、感じる幸せが増えるなら、それでいいではないですか。
いかに財産が多いかではなく、いかに幸せを感じるかです。
わかち合いを積極的にすれば、今より幸せを感じることができるでしょう。