人は、不幸な人を見るのが大好きです。
人は、少しでも安心を得ようと、自分より不幸な人を探す傾向があります。
自分より不幸な人を見て「自分はまだましだ。よかった」と、安心できるからです。
特に自分が追い詰められているときほど、安心を求める気持ちが強くなるため、他人の不幸探しが顕著になりがちです。
たしかに容易に安心を得られる方法の1つです。
しかし、建設的ではありません。
不幸探しによって得られる安心は、一時的です。
根本が解決していないため、しばらく経てば不安がよみがえり、また不幸探しを始めます。
気づけば、不幸探しに多大な時間を費やし、貴重な人生を無駄にしているのです。
さらに恐ろしいのは、自覚症状が薄いことです。
本人は、不幸探しをしている意識はありません。
不幸探しはほとんどの場合、無意識のうちに行われます。
次のような行動に心当たりはありませんか。
どきっとした項目があれば、該当しています。
不幸探しは、貴重な人生を無駄にする習慣です。
不毛、無益、非建設的です。
不幸探しをやめませんか。
必要なのは、自分を変える行動です。
仕事に集中したり、新しい挑戦をしたりなどです。
成長は、実体験を通して得られます。
変化がなければ、自分から変化を作りましょう。
新しい挑戦をすれば、新しい変化が生まれます。
自分の状況が根本からよくなれば、そもそも不安を感じることが少なくなります。
不幸探しをやめるのが、不幸から脱する第一歩です。
不幸探しをやめなければ、不幸から脱出できないのです。