執筆者:水口貴博

人生の悟りを開く30の方法

4

「宇宙全体から見る視点」で、真実に気づく。

「宇宙全体から見る視点」で、真実に気づく。 | 人生の悟りを開く30の方法

低い位置からでは、真実はよく見えません。

低いと、たくさんの障害物が視界を邪魔して、遠くまで見えません。

見えなければ、気づけないのです。

では、どうするか。

高い位置から見るのです。

徹底的に高い位置から見ると、視界を邪魔するあらゆる障害物がなくなり、遠くまで見渡せます。

視点を高くしましょう。

ずっと高くして、空から地上を見下ろします。

さらに高く上がり、宇宙から地球を見下ろします。

まず「地球に国境はない」ということが、わかります。

陸や海の上に、線は見当たりません。

さらに人種も、幻です。

宇宙から見ると「地球にいる生き物」です。

高い視点から見ると、境界線がなくなり、どこも同じです。

しかし、実はこの高さでは、まだ不十分です。

十分高いように思えますが、究極ではありません。

もっともっと、視野を広くしましょう。

あなたは創造主になったと仮定して、宇宙全体からすべてを眺める視点を持ちます。

太陽系も銀河系も、すべて、包括してみます。

これこそが、究極に高い視点です。

すると、今までとは違った光景が見えます。

私も、宇宙の一部です。

星も、宇宙の一部です。

太陽系も銀河系も、宇宙の一部です。

宇宙全体から見れば「あらゆる個は、宇宙の一部でしかない」とわかります。

すなわち、この世にあるのは「宇宙」という1つだけです。

宇宙は、砂場のようなものです。

原子レベルや素粒子レベルから見ると、宇宙はたくさんの粒が埋まっているだけです。

粒の組み合わせによって、物質が生まれます。

物質を識別しやすいように、人間が名前をつけます。

名前をつけると識別しやすく便利ですが、かえって現実をねじ曲げます。

名前をつけるから、個が生まれ、境界線が生まれます。

境界線が生まれるから偏見を持ち、偏見を持つから対立をして、いらいらしてしまうのです。

本当は個さえ、幻です。

個は、人間が名前をつけたから生まれた幻です。

対立も、幻です。

そもそも個が幻なのですから、対立も幻なのです。

悩みすら、幻です。

自分が勝手に思い込んだ偏見で、自分が勝手に悩みを持ち、いらいらしているだけです。

最初から個もなければ、対立もなく、悩みもありません。

世の中にあるのは「宇宙」という1つのみです。

そして、その宇宙を生み出した存在こそ「偉大なる何か」です。

私たちは、ばらばらではなく、最初からすでに1つなのです。

人生の悟りを開く方法(4)
  • 宇宙全体から見る視点を持ち「個」は幻であり「宇宙」という1つしかないことに、気づく。
この世には「偉大なる何か」が存在する。

人生の悟りを開く30の方法

  1. この数百年間、科学技術の向上はしても、心の向上は止まったままになっている。
  2. 悟りを開くために必要な、2つの視点。
  3. 「死の瞬間から見る視点」で、真実に気づく。
  4. 「宇宙全体から見る視点」で、真実に気づく。
  5. この世には「偉大なる何か」が存在する。
  6. 人生における最大の幸運は、生まれてきたこと。
  7. あなたの体の中には、ご先祖様から受け継いだ宝が眠っている。
  8. 性別そのものが、すでに宝物である。
  9. あなたの持ち物への執着が、喧嘩やいらいらを増やしている。
  10. 価値は、自分が決めるもの。
  11. 人生で手に入る物すべて、最後には手放さなければいけない。
  12. すべては、宇宙の所有物。
  13. ない物を探すのは、不幸になる悪い癖。
  14. 「幸せになりたい」と、考えてはいけない。
  15. 恵まれていないからこそ、恵まれていることがある。
  16. 群れの中で生きているかぎり、傷つくのは避けられない。
  17. どんな人にも、いいところが、1つはある。
  18. 世の中に楽しくないことは、1つもない。
    楽しみ方がわからないだけ。
  19. 仕事とは、自分を表現する道具。
  20. 人生は、壮大なマラソン。
    大切なのは、速く走るより走りきること。
  21. 手書きの手紙を書かない人に、手書きの手紙は届かない。
  22. あのときの経験があるから、今のあなたがいる。
  23. 明るく振る舞うだけで、社会貢献。
  24. 「死にたくない」より「生きたい」と思う。
  25. 本当に欲しいものは、なかなか手に入らないほうがいい。
  26. 本当のことを言えば、人生は厳しいのではなく、優しい。
  27. 人が亡くなったときは「さようなら」ではなく「行ってらっしゃい」。
  28. 長期で見れば、すべての人は平等であり、調和が保たれている。
  29. 生きているうちに、死後の世界について考えすぎない。
  30. これまでの人生は準備だった。
    これから人生の本番が始まる。

同じカテゴリーの作品

3:36

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION