公開日:2012年9月12日
執筆者:水口貴博

人生の悟りを開く30の方法

  • この数百年間、
    科学技術の向上はしても、
    心の向上は止まったままになっている。
人生の悟りを開く30の方法

この数百年間、科学技術の向上はしても、心の向上は止まったままになっている。

この数百年間、人類の科学技術は飛躍的に向上しました。
電球を発明し、車を開発し、飛行機を作りました。
ついにはロケットで月に行くことも達成しました。

悟りを開くために必要な、2つの視点。

悟りを開くためには、2つの視点が必要です。
「死の瞬間から見る視点」と「宇宙全体から見る視点」です。
悟りとは、知識ではありません。

「死の瞬間から見る視点」で、真実に気づく。

人生で本当に大切なことは、何でしょうか。
死の瞬間から見る視点があると、わかります。
多くの人が、現在から未来に向けて現実を見ますが、理想ではありません。

「宇宙全体から見る視点」で、真実に気づく。

低い位置からでは、真実はよく見えません。
低いと、たくさんの障害物が視界を邪魔して、遠くまで見えません。
見えなければ、気づけないのです。

この世には「偉大なる何か」が存在する。

「創造主の存在を信じません」という人がいれば、次の問いかけをしてみてください。
「では、あなたはなぜ生まれたのですか」と。
あらゆる「始まり」をきちんと説明しようとすると、必ず最後には「わからない」という状態になります。

人生における最大の幸運は、生まれてきたこと。

世の中で、最も幸運なことは何でしょうか。
宝くじの1等に当たることでしょうか。
世界一周旅行をすることでしょうか。

あなたの体の中には、ご先祖様から受け継いだ宝が眠っている。

あなたの体の中には、ご先祖様から受け継いだ宝が眠っています。
「ご先祖様から受け取っている物は1つもない」と思いますが、誤解です。
ご先祖様から受け継いだ物が、あるではありませんか。

性別そのものが、すでに宝物である。

性別は、生まれたときから当たり前にあります。
当たり前にあるため、軽く考えてしまいがちですが、もっと強い意識が必要です。
性別は、宝物です。

あなたの持ち物への執着が、喧嘩やいらいらを増やしている。

悟りを開くことについて、完全に物を否定することだと思う人がいますが、違います。
悟りを開くとは、物を完全に手放すことではありません。
私たちは、物質の世界に生きています。

価値は、自分が決めるもの。

私たちは、周りの価値観に、振り回されがちです。
親、先生、友人のほか、あらゆるマスメディアで、価値に関する情報を伝えます。
「一戸建てに価値がある」

人生で手に入る物すべて、最後には手放さなければいけない。

結局のところ、人生で手に入れる物はすべて、最終的に手放すことになります。
手にしているとはいえ「一時的に手元にある」という状態です。
手に入れたお金は、死ぬときには手放します。

すべては、宇宙の所有物。

本当のことを言えば、あなたの所有物は、あなたのものではありません。
相手の所有物も、相手のものでもありません。
究極の視点から見れば、この世に存在するすべては、人ではなく、宇宙の所有物です。

ない物を探すのは、不幸になる悪い癖。

おそらくあなたは、大金を持っていないでしょう。
プール付きの豪邸もなければ、別荘もないでしょう。
大きな名声や名誉もないでしょう。

「幸せになりたい」と、考えてはいけない。

多くの人が「幸せになりたい」と考えます。
幸せになるために思う、ごく普通の考えに感じます。
しかし「幸せになろう」と考えるほど、危険な考えはないのです。

恵まれていないからこそ、恵まれていることがある。

たとえ、自分より恵まれている人がいても、憎らしく思うのはやめましょう。
羨ましく思うのはいいのですが、憎らしく思うのはいけません。
相手を憎むと、その気持ちを受け取った相手も、あなたを憎らしく思えます。

群れの中で生きているかぎり、傷つくのは避けられない。

私たちの人生は、魚の大群のようなものです。
大きな群れの一部として、前に進んでいます。
生きていくことができるのも、群れのおかげです。

どんな人にも、いいところが、1つはある。

好きな人を愛そうと思うのは、簡単です。
愛そうと思わなくても、自然と愛せます。
難しいのは、嫌いな人に出会ったときです。

世の中に楽しくないことは、1つもない。
楽しみ方がわからないだけ。

娯楽に触れたとき「楽しくない」と感じることがあります。
本を読んだとき、映画を見たとき、お芝居を楽しんだときなどです。
周りは楽しんでいる中、楽しめない自分がいます。

仕事とは、自分を表現する道具。

お金は、物と交換できるチケットです。
生きるために仕事は必要ですが、それほど必死になることではありません。
いずれ私たちは、最後に死ぬのです。

人生は、壮大なマラソン。
大切なのは、速く走るより走りきること。

人生とは何か。
人生とは、壮大なマラソンです。
生まれてから死ぬまで、命という炎をともしながら、淡々と走り続けます。

手書きの手紙を書かない人に、手書きの手紙は届かない。

手書きの手紙を受け取ると、温かい気持ちになれます。
プリンターで淡々と印刷された文字とは違い、手書きには、人間味にあふれる温かみがあります。
きれいな字もいいですが、下手な字にも味があります。

あのときの経験があるから、今のあなたがいる。

あのときのつらい経験があるから、今のあなたがいるのです。
あのときの苦しい経験があるから、今のあなたがいるのです。
あのときに悩んだ経験があるから、今のあなたがいるのです。

明るく振る舞うだけで、社会貢献。

人生は、明るく振る舞うのが、基本です。
嘘でもいいから、明るく振る舞いましょう。
明るく振る舞うと、あなたは光になります。

「死にたくない」より「生きたい」と思う。

人生では、死を連想する瞬間があります。
リストラされたとき、大けがをしたとき、病に倒れたときなどです。
このとき「死にたくない」と思うのは、よくありません。

本当に欲しいものは、なかなか手に入らないほうがいい。

あなたには「本当に欲しいもの」がありますか。
「できれば欲しい」といった軽い気持ちではありません。
心から強く望んでいて、体がうずくほど本当に欲しくてたまらないものです。

本当のことを言えば、人生は厳しいのではなく、優しい。

人生では、苦労や困難がたくさんあります。
受験、就職、仕事、結婚、出産などです。
1つ山を乗り越えたと思えば、また山が現れます。

人が亡くなったときは「さようなら」ではなく「行ってらっしゃい」。

人が亡くなったときは「さようなら」ではなく「行ってらっしゃい」です。
人生における、ある一定の役目を終えたため、先に異なる世界へ向かいました。
今住んでいる世界とは違う、別の世界です。

長期で見れば、すべての人は平等であり、調和が保たれている。

長期で見れば、すべての人は平等です。
「自分は恵まれていない」と思うのは、偏った見方をしているからです。
メリットばかりを見る一方、デメリットはあまり見ていません。

生きているうちに、死後の世界について考えすぎない。

生きているうちに、死後の世界を考える必要はありません。
「死んだとき、自分はどこへ向かうのだろう」
「死後の世界は、どうなっているのだろう」

これまでの人生は準備だった。
これから人生の本番が始まる。

あなたの本当の人生は、これから始まると思ってください。
今までの出来事は、すべて準備でした。
何事も、準備が必要です。

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