人が亡くなったときは「さようなら」ではなく「行ってらっしゃい」です。
人生における、ある一定の役目を終えたため、先に異なる世界へ向かいました。
今住んでいる世界とは違う、別の世界です。
悲しいことですが、絶望するほどではありません。
永遠の別れではないからです。
あくまで、一時的な別れです。
遅かれ早かれ、あなたも現世で一定の役目を終えたとき、向かうことになるのです。
そのときに、また会えます。
「お疲れさま。しばらく待っていてください。私もそのうち向かいます」と言いながら、お見送りしましょう。
「さようなら」ではなく「行ってらっしゃい」です。
たくさん泣くだけ泣けば、また元気を取り戻し、一生懸命に現実を生きましょう。
あなたが今できることは、全力を持って、人生を生きることです。
つらいことや大変なことがあっても乗り越え、明るい気持ちを持って、前に歩み続けることです。
亡くなった人も、そうした生き方を望んでいます。
生きることに全力を尽くすことが、私たちの役目です。