娯楽に触れたとき「楽しくない」と感じることがあります。
本を読んだとき、映画を見たとき、お芝居を楽しんだときなどです。
周りは楽しんでいる中、楽しめない自分がいます。
「楽しくないな」と思ったとき、どうするかです。
楽しくないから「楽しくない」というのは、正直な答えですが、理想ではありません。
少し返事が早すぎます。
大切なチャンスを、逃しています。
あなたが楽しめないのは、楽しみ方を知らないだけです。
「自分には合わない」と否定する前に、1つ、試してほしいことがあります。
楽しんでいる人に「楽しむポイントは何ですか」と聞いてみましょう。
楽しんでいる人は、楽しみ方を知っている人です。
自分で楽しみ方を発見するのもいいですが、人に聞くのも、1つの方法です。
「ただ理解できない」と否定するのではなく、もう少し理解を深めようと、自分なりに首を突っ込むことが大切です。
楽しんでいる人は、自分にはない見方や考え方があるのかもしれません。
ポイントを教わると「なるほど。そういう見方があったのか」と、視界が開けることがあります。
世の中に、楽しくないことは、1つもありません。
楽しくないと感じるのは、楽しみ方を知らないだけです。
楽しんでいる人がいるからには、楽しい要素が、どこかに必ずあります。
もし、ポイントを聞いてもまだ楽しめなければ、自分はまだ楽しめる感性が身についていないのでしょう。
日をあらためて、また挑戦してみましょう。
そのときには、楽しくなっているかもしれません。
「世の中のすべてのことは楽しい」と考えると、実際にそう思えてきます。