手書きの手紙を受け取ると、温かい気持ちになれます。
プリンターで淡々と印刷された文字とは違い、手書きには、人間味にあふれる温かみがあります。
きれいな字もいいですが、下手な字にも味があります。
あふれる感情のまま、急いで書いたことがわかり、それもまた気持ちがこもっているのです。
きれいな文字しか打てないプリンターには、できないことです。
しかし、自分のところには、なかなか手書きの手紙が送られてこないものです。
理由は単純です。
手書きの手紙を、誰にも送っていないからです。
父でも母でも祖父母でも、いいのです。
「家族に手紙なんて変ではないのか」と思いますが、変ではありません。
父の日、母の日、敬老の日にプレゼントを贈るとき、手書きの手紙を添えればいいのです。
日頃の感謝の気持ちを、手書きで書くと、より喜ばれます。
親しい友人にも、手書きの手紙を送りましょう。
「毎日会っている友人に、手紙を送る機会なんてない」と思いますが、機会はあります。
友人に誕生日プレゼントを贈るとき、一緒に手書きの手紙を添えておけばいいのです。
ほら、手書きの手紙を送る機会はたくさんあるではありませんか。
あなたが手書きの手紙を送ると、相手からも手書きの手紙を受け取れるようになります。
人間味のあふれる、心のやりとりができるのです。