感謝は、1回目は、本当のお礼になりません。
もちろんお世話になったときに「ありがとうございます」とお礼を言うのは、素晴らしいことです。
お礼の習慣を続けましょう。
ただし「感謝は1回すれば十分だろう」と思っているなら、誤解があります。
1回では、不十分です。
1回目のお礼は、社交辞令だからです。
お礼と言えばお礼ですが、決まり文句として、口にしているような印象があります。
どうしても1回のお礼だけでは、心から感謝する様子は伝えにくいのです。
お礼は、2回目からが本番です。
タイミングをずらして、2回目のお礼を言いましょう。
レストランで食事をおごってもらったときは、店を出たタイミングだけでなく、別れるタイミングでもお礼を言います。
翌日に会ったときも「昨日はありがとうございました」とお礼を言います。
1週間後にも「先日はありがとうございました」と言います。
「しつこいのではないか」という心配は、不要です。
お礼は、2回目からが本番ですから、このくらいでちょうどいいのです。