人の話を聞くときには「聞かせてもらう態度」が大切です。
しっかり口を閉じて、腰を低くしながら、聞かせてもらいましょう。
相手は、あなたに話す価値があると思っているから、忙しい時間をやりくりして、話をしてくれます。
もし、価値さえなければ、話すこともないでしょう。
貴重な体力と時間を使って、わざわざ話をしてくれています。
ここで心がけたいのは、聞くときの態度です。
話を聞けるのは、ありがたいことです。
ありがたいことですから「聞く」ではなく「聞かせてもらう」という態度が大切です。
話が聞ける感謝があれば、顔色や表情がよくなり、自然と物腰も柔らかくなります。
言葉遣いまで、自然とよくなります。
だらだらいう小言が、丁寧なアドバイスに聞こえるようになります。
うるさい声が、気持ちを奮い立たせる声援に聞こえるようになります。
相手から教えを受けているような雰囲気になるため、ありがたい返事が、自然とできるようになります。
心がけを少し変えるだけで、話に対する感じ方が変わります。
「聞く」ではなく「聞かせてもらう」という態度が大切です。
今日、人と話をするときは、聞かせてもらう態度になりましょう。
いつもより、有意義な会話ができるに違いありません。