サラダを食べるときは、どのような食べ方をしていますか。
サラダそのものには、濃い味はありません。
おそらくほとんどの人が、ドレッシングをかけて食べているのではないでしょうか。
このドレッシングに注目です。
味の濃いドレッシングには、油分がたっぷり含まれています。
健康のためにサラダを食べているつもりが、大量の油を取っていることになるのです。
サラダを食べるときは、ドレッシングなしで食べてみましょう。
「ドレッシングがないと味がしない。おいしくないよ」
それは、無表情で食べているからです。
無表情は、つまらないときにする表情です。
無表情でサラダを食べていると、ドレッシングをかけていても、あまりおいしく感じません。
「無表情だから味気ないものを食べているんだろう」と脳が判断して、おいしい刺激を、打ち消してしまいます。
ネガティブな妄想なのです。
ドレッシングなしでサラダを食べるとき、にっこりした笑顔になりましょう。
にっこりした表情を作ると、表情筋の刺激が脳へ伝わります。
「にっこりしているから、いいことがあったのだろう」と、脳が前向きに捉えます。
不思議なことが起こります。
味気ないはずのサラダが、おいしく感じられるようになるのです。
脳内で、おいしい味わいを、勝手に作ってくれるようになります。
ポジティブな妄想です。
味は、表情によって、作れます。
ドレッシングなしの状態で「無表情で食べるサラダ」と「笑顔で食べるサラダ」を食べ比べてみましょう。
本来は、どちらも同じ味のはずですが、違った味わい方に驚くはずです。
脳のすごい潜在能力を、健康にも生かしましょう。
笑顔でサラダを食べると、ドレッシング抜きでも、十分おいしいのです。