お酒を飲むと、体臭の原因になります。
お酒に含まれるアルコールは、体内で分解されると「アセトアルデヒド」になります。
アセトアルデヒドは、無色ですが、強い刺激臭があります。
アセトアルデヒドは、血中に混ざる性質があるため、全身を巡ります。
至る所で体臭が発生するのです。
尿はにおう、大便もにおう、息もにおう、汗もにおうのです。
アセトアルデヒドがきちんと代謝されるまで、およそ24時間かかります。
つまり、お酒を飲んでから24時間は、においやすい体の状態が続くわけです。
特に気をつけたいのは、夜のお酒です。
たとえば、寝る前にお酒を飲むとしましょう。
アルコールは、浅い睡眠の原因になり、疲れが取れにくくなります。
朝には、息も体もにおいやすくなっています。
朝、歯を磨いたりシャワーを浴びたりしても、汗をかけば、お酒くさいにおいも漂いやすくなるのです。
翌日が休日ならいいのですが、平日で会社があれば、職場の人の迷惑になるでしょう。
もちろん社会で仕事をしていくうえでは、お酒との関係は不可欠です。
飲む量はほどほどにしましょう。
社会人なら、羽目を外しすぎない節度を保つことが大切です。