執筆者:水口貴博

ワインの味わいを楽しむ30の方法

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初心者は、白赤共通の万能ワイングラスがおすすめ。

初心者は、白赤共通の万能ワイングラスがおすすめ。 | ワインの味わいを楽しむ30の方法

一般的に、白には「白用のワイングラス」があり、赤には「赤用のワイングラス」があります。

ワインの風味を引き出すため、大きさや形に微妙な違いがあります。

そういう話を聞くと、なんとなく「それぞれの専用グラスが必要だな」と思います。

専用のグラスで飲まなければいけないのかと、錯覚してしまいそうです。

そんなことはありません。

最初から専用グラスを持つのもいいですが、最初から専用グラスを持つと、逆にワインに対する抵抗感が大きくなります。

洗う手間がかかりますし、場所が取られますし、買うお金も倍になります。

ワインの初心者は、何事も「小さく始める」が鉄則です。

そこでワインの初心者にお勧めしたいのは「赤白共通のワイングラス」です。

ちょうど赤と白用のワイングラスの中間を取った形をしています。

赤白共通の万能グラスとしておすすめするのは、国際標準化機構(ISO)の規格に基づいたワイングラスです。

手頃な値段であり、値段も1客500円前後です。

倒れにくく、丈夫に作られています。

最初のうちは、これで十分です。

洗う手間が2分の1、買うお金も2分の1、置き場所も2分の1です。

手間や費用などを小さくして、ワインに親しんでいきましょう。

次第にワインに慣れて「もう少しこだわりを持ちたい」という気持ちが出てきたとき、あらためて買い直しても、十分間に合います。

ワインの味わいを楽しむ方法(5)
  • 慣れないうちは、国際標準化機構(ISO)の規格に基づいた万能ワイングラスを使う。
ワインは、コルクを開けた瞬間から、どんどん味が変わっていく。

ワインの味わいを楽しむ30の方法

  1. ワインは、眺めるところから始まる。
  2. ワインのなじみを作る最初の第一歩。
  3. まずいのではない。
    たまたま口に合わないワインだっただけ。
  4. なぜ、ワインの価格は幅が大きいのか。
  5. 初心者は、白赤共通の万能ワイングラスがおすすめ。
  6. ワインは、コルクを開けた瞬間から、どんどん味が変わっていく。
  7. ワインのオーダー時に、ソムリエから言われた「デキャンタージュ」とは。
  8. 「ワインを開かせる」の意味とは。
  9. テイスティングで異臭を感じれば「ブショネ」が原因かもしれない。
  10. 相手の誕生日と同じ年に作られたワインを贈ると喜ばれる。
  11. ワインの試飲会を見逃すな。
  12. 飲んだ瞬間の味だけで、ワインのすべてを評価しようとしない。
  13. フレンチ・パラドックスによって明らかになった、ワインの効果。
  14. ワインとの出合いは、一期一会。
  15. スクリュー・キャップだから、安物とは限らない。
  16. ワインを飲んで、悪い酔いしない方法。
  17. ワインパーティーで、手軽にワインを楽しめる。
  18. ワインをおいしく飲むための適温の目安。
  19. 室温でワインを保存できる日数とは。
  20. ワインを飲んで太ることはない。
    太る直接の原因は、おつまみだ。
  21. ワインセラーがあるとはいえ、いつまでも保存できるわけではない。
  22. ワイングラスは、ささいなことですぐ割れる。
  23. いかに安く、いかにおいしいワインを見つけるか。
    これが面白い。
  24. いきなり高価なワインに手を出しても、理解できない。
  25. ワインの上級者の不思議な表現は、深い親しみがある証拠。
  26. おいしいワインに対しては、素直に「おいしい」と言えばいい。
  27. 必ずしも、ワインの価格と味が比例しているとは限らない理由。
  28. ワインに和食を組み合わせて、新しい味を発見する。
  29. ワインの陳列方法の違いに見られる、ある特別な事情。
  30. 酒屋の店長と仲良くなっておかないのは、大きな損失と言っても過言ではない。

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