執筆者:水口貴博

ワインの味わいを楽しむ30の方法

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ワインを飲んで、悪い酔いしない方法。

ワインを飲んで、悪い酔いしない方法。 | ワインの味わいを楽しむ30の方法

ワインを飲むと、悪酔いするという人がいます。

ワインのアルコール度数は15パーセント前後ですから、量が多いとすぐ酔ってしまいます。

そういう人は、決まって飲み方が悪いのが特徴です。

コップについでいませんか。

コップにつぐと、不思議とごくごく飲んでしまいます。

水やジュースを飲むときならいいのです。

しかし、ワインはごくごく飲むものではありません。

ワインはごくごく飲むと、おいしくありません。

これはワインを口にしたことがある人なら、わかっていただける感覚でしょう。

独特の風味が、あまり感じられないのです。

コップについでしまうと、自然とごくごく飲んでしまいます。

知らずのうちに量が増え、悪酔いしやすくなってしまうのです。

私も、そういう時期がありました。

ワインの深い味わいとは、風味です。

ちびちび飲むほうがいい。

面倒でもワイングラスを用意して、飲んでみましょう。

不思議なことにワイングラスを持つと、自然とちびちびした飲み方になります。

ちびちび飲んだほうが、量は少なくても、風味がよく感じられます。

わずかにワインを口に含み、くちゅくちゅしましょう。

この「くちゅくちゅ」がポイントです。

少量にもかかわらず、口全体に風味が広がります。

適度に酸素と混じり合い、風味が引き立ちます。

飲んだ後は、口の中に独特の後味が広がるでしょう。

量が少なくても、風味がよく感じられるはずです。

結果として、ワインの味わいを維持しながら、飲む量だけ減らせます。

ワインに悪酔いしなくなります。

ワインの味わいを楽しむ方法(16)
  • ワインは、きちんとワイングラスについで、ちびちび飲む。
ワインパーティーで、手軽にワインを楽しめる。

ワインの味わいを楽しむ30の方法

  1. ワインは、眺めるところから始まる。
  2. ワインのなじみを作る最初の第一歩。
  3. まずいのではない。
    たまたま口に合わないワインだっただけ。
  4. なぜ、ワインの価格は幅が大きいのか。
  5. 初心者は、白赤共通の万能ワイングラスがおすすめ。
  6. ワインは、コルクを開けた瞬間から、どんどん味が変わっていく。
  7. ワインのオーダー時に、ソムリエから言われた「デキャンタージュ」とは。
  8. 「ワインを開かせる」の意味とは。
  9. テイスティングで異臭を感じれば「ブショネ」が原因かもしれない。
  10. 相手の誕生日と同じ年に作られたワインを贈ると喜ばれる。
  11. ワインの試飲会を見逃すな。
  12. 飲んだ瞬間の味だけで、ワインのすべてを評価しようとしない。
  13. フレンチ・パラドックスによって明らかになった、ワインの効果。
  14. ワインとの出合いは、一期一会。
  15. スクリュー・キャップだから、安物とは限らない。
  16. ワインを飲んで、悪い酔いしない方法。
  17. ワインパーティーで、手軽にワインを楽しめる。
  18. ワインをおいしく飲むための適温の目安。
  19. 室温でワインを保存できる日数とは。
  20. ワインを飲んで太ることはない。
    太る直接の原因は、おつまみだ。
  21. ワインセラーがあるとはいえ、いつまでも保存できるわけではない。
  22. ワイングラスは、ささいなことですぐ割れる。
  23. いかに安く、いかにおいしいワインを見つけるか。
    これが面白い。
  24. いきなり高価なワインに手を出しても、理解できない。
  25. ワインの上級者の不思議な表現は、深い親しみがある証拠。
  26. おいしいワインに対しては、素直に「おいしい」と言えばいい。
  27. 必ずしも、ワインの価格と味が比例しているとは限らない理由。
  28. ワインに和食を組み合わせて、新しい味を発見する。
  29. ワインの陳列方法の違いに見られる、ある特別な事情。
  30. 酒屋の店長と仲良くなっておかないのは、大きな損失と言っても過言ではない。

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