執筆者:水口貴博

ワインの味わいを楽しむ30の方法

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いきなり高価なワインに手を出しても、理解できない。

いきなり高価なワインに手を出しても、理解できない。 | ワインの味わいを楽しむ30の方法

ワインの初心者が、いきなり何万円もするワインに手を出すのはおすすめしません。

話のネタくらいにはなりますが、それくらいです。

おそらくこう思うでしょう。

「え? 高価なワインはこんな程度なの?」と。

いいえ、違うのです。

「こんな程度」ではなくて、単にそのワインの素晴らしさを理解できないだけです。

どんなに高い価値あるものでも、理解できない人には無価値に等しい。

ワインの深い味わいは、経験者だからこそ、初めてわかることです。

スポーツの優れたプレーは、熟練者でなければ、素晴らしさが理解できません。

プロスポーツの解説者は、必ずプロを経験した人が担当します。

自分が経験を積んでいるからこそ、目の前で繰り広げられるプレーについて、解説ができたり感動できたりします。

ワインも同じです。

ある程度、自分のレベルが高くなっているからこそ、高価なワインのレベルの高さも感じたり理解できたりします。

いきなり高価なワインに手を出すより、まず自分のレベルを上げることが大切です。

実際に、たくさんのワインを口にして、少しずつレベルと上げていきます。

ワインの知識や経験を積んでこそ、レベルの高いワインを口にしたとき、相応の感動が味わえるのです。

そのとき「おいしい」以外の別の表現で、感想が言えるようになるはずです。

ワインの味わいを楽しむ方法(24)
  • 良質のワインがわかるように、自分のレベルを上げる。
ワインの上級者の不思議な表現は、深い親しみがある証拠。

ワインの味わいを楽しむ30の方法

  1. ワインは、眺めるところから始まる。
  2. ワインのなじみを作る最初の第一歩。
  3. まずいのではない。
    たまたま口に合わないワインだっただけ。
  4. なぜ、ワインの価格は幅が大きいのか。
  5. 初心者は、白赤共通の万能ワイングラスがおすすめ。
  6. ワインは、コルクを開けた瞬間から、どんどん味が変わっていく。
  7. ワインのオーダー時に、ソムリエから言われた「デキャンタージュ」とは。
  8. 「ワインを開かせる」の意味とは。
  9. テイスティングで異臭を感じれば「ブショネ」が原因かもしれない。
  10. 相手の誕生日と同じ年に作られたワインを贈ると喜ばれる。
  11. ワインの試飲会を見逃すな。
  12. 飲んだ瞬間の味だけで、ワインのすべてを評価しようとしない。
  13. フレンチ・パラドックスによって明らかになった、ワインの効果。
  14. ワインとの出合いは、一期一会。
  15. スクリュー・キャップだから、安物とは限らない。
  16. ワインを飲んで、悪い酔いしない方法。
  17. ワインパーティーで、手軽にワインを楽しめる。
  18. ワインをおいしく飲むための適温の目安。
  19. 室温でワインを保存できる日数とは。
  20. ワインを飲んで太ることはない。
    太る直接の原因は、おつまみだ。
  21. ワインセラーがあるとはいえ、いつまでも保存できるわけではない。
  22. ワイングラスは、ささいなことですぐ割れる。
  23. いかに安く、いかにおいしいワインを見つけるか。
    これが面白い。
  24. いきなり高価なワインに手を出しても、理解できない。
  25. ワインの上級者の不思議な表現は、深い親しみがある証拠。
  26. おいしいワインに対しては、素直に「おいしい」と言えばいい。
  27. 必ずしも、ワインの価格と味が比例しているとは限らない理由。
  28. ワインに和食を組み合わせて、新しい味を発見する。
  29. ワインの陳列方法の違いに見られる、ある特別な事情。
  30. 酒屋の店長と仲良くなっておかないのは、大きな損失と言っても過言ではない。

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