犬は人の肌とは違い、豊富な毛並みがあるのが特徴です。
その毛並みがあるせいで、ダニはまさに繁殖の温床になっていることがあります。
ブラッシングは、毛並みをきれいに整えるだけではありません。
ダニやノミなどを取り除いたり、血行を促進させたりなど、健康目的もあります。
犬を室内で飼っているなら、定期的なブラッシングはもはや必須といっても過言ではありません。
もう1つ、ブラッシングには重大な意味があります。
健康診断です。
足をけがしたり、腫れ物があったりなど、犬の体に直接触れて初めてわかることもあります。
体全身の毛をブラッシングしていると、体の異変に早く気づきやすくなります。
理想は「毎日」ですが、手間がかかるという人は「3日に1回」でもかまいません。
ブラッシングをする「間隔」は、飼い主の都合に合わせて結構ですが、必ず「定期的」にするように心がけましょう。
たとえ、屋外で飼っているとしても、やはり定期的なブラッシングは必要です。
室内で飼うわけではないので、汚れに対してルーズになりがちです。
しかし、屋外でもやはりダニ・ノミ・シラミが毛につく可能性はあります。
むしろ屋外だからこそ、ダニ・ノミ・シラミがつきやすく、ブラッシングも念入りに必要です。
室内であれ屋外であろうと、定期的なブラッシングで犬の健康チェックをしましょう。