執筆者:水口貴博

初めて犬を飼うときの30の心構え

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人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。

人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。 | 初めて犬を飼うときの30の心構え

犬がきちんと言うことを聞いたとき、ご褒美を与えることと思います。

ご褒美というくらいですから、やはり甘いお菓子を連想してしまいます。

チョコレート・アイスクリーム・キャラメル・ケーキ・クッキーなどです。

しかし、人間が食べるお菓子をそのまま与えるのはよくありません。

犬は大喜びするものが、犬の健康にとっていいものとは限りません。

第1の理由は「カロリーが高すぎるため」です。

人間の食べるお菓子には、小さくても高いカロリーです。

少しだけのつもりが思わぬカロリー摂取につながり、犬の肥満につながる危険性があります。

第2の理由は「犬にとって有害な物質が含まれている可能性があるため」です。

チョコレートには、テオブロミンという犬にとって有害な物質が含まれています。

第3の理由は「虫歯になりやすいため」です。

人間が食べるお菓子は特に砂糖が多く含まれすぎています。

基本的に犬は虫歯になりにくいですが、ならないわけではありません。

砂糖がたくさん含まれたお菓子を食べることで、やはり虫歯の危険性があります。

では、どのようなお菓子を与えるのがいいのか。

犬のご褒美には、ペットショップで販売されている犬用のお菓子を使うようにしましょう。

犬には犬に合ったお菓子があります。

ご褒美として与えるときには、一度にたくさん与えるのではなく、小分けにして与えるのがコツです。

初めて犬を飼うときの心構え(14)
  • 犬のご褒美に、人間の食べるお菓子を与えるのはやめる。
犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。

初めて犬を飼うときの30の心構え

  1. 犬のしつけで一番大切なのは、やる気や根気より、まず愛情。
  2. ただリーダーになればいいわけではない。
    大切なのは「尊敬されるリーダー」になること。
  3. 犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。
  4. ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。
  5. しつけは、時間をかけるほうがいい。
    時間がかかるからいい。
  6. 自転車で犬を散歩させるのは、要注意。
  7. 易しいところから始めるのが、遠回りに思え、実は最も近道になる。
  8. かわいい子犬こそ、食べるものに関しては鬼になって徹底管理する。
  9. 定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。
  10. 犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。
  11. ご近所さんに迷惑になっていないか、尋ねること。
  12. 意外にも、犬は雨の日の散歩を大喜びする。
  13. 大雨が降って散歩ができない。
    そんなとき、散歩の代わりにすればいいことがある。
  14. 人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。
  15. 犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。
  16. うっかりリードが手を離れた。
    捕まえようとしても、逃げられる。
    どうすればいい?
  17. 去勢・避妊手術はしたほうがいいの?それともしないほうがいいの?
  18. 無駄吠えをやめさせるときに、犬にかまうのはNG。
  19. 飼い主は「見る立場」から「見られる立場」になればいい。
  20. いつもペットの機嫌を取るような話し方は、やめたほうがいい。
  21. 犬のしつけの結果は「副産物」と考えるほうが、うまくいく。
  22. 「やめなさい」という一言は、奥が深い。
  23. 犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。
  24. 無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。
  25. 犬も寂しいと、夜泣きをする。
  26. できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。
  27. 子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。
  28. 犬が散歩をした後に食事を与えると、肥満になりやすくなる。
  29. 犬の散歩のタイミングは、食前より食後のほうがいい。
  30. 犬をしつけていたとき、過去の自分と重なった。

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