執筆者:水口貴博

スーツの寿命を長くする30の方法

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スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。

スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。 | スーツの寿命を長くする30の方法

ブラッシングは方法を誤ると、不十分であったり、かえってしわの原因になったりする場合があります。

素早くささっと済ませたいところですが、気をつけたい点がいくつかあります。

焦らずに、次の5つのポイントを押さえたうえで、ブラッシングを心がけましょう。

  1. ポケットの中身はすべて取り出しておく

最初に、ポケットの中身をすべて取り出しておきましょう。

面倒に思いますが、ポケットに物が入っていると、ブラッシングしにくくなります。

また、ポケットに物を入れたままでは、スーツの型崩れにも影響します。

帰宅後のブラッシングのタイミングで、ポケットの中身を取り出しておけば、ど忘れを防げます。

  1. ハンガーに吊した状態でブラッシングをする

ブラッシングの際は、型崩れを防ぐため、ハンガーに吊した状態にしましょう。

全体的に安定するため、ブラッシングもしやすくなります。

  1. 全体を軽くはたく

ブラッシングを始める前に、まず軽くはたきましょう。

適度な振動を与えることで、スーツに付着したごみやちりが浮き、取り除きやすくなります。

あまり大げさにはたく必要はなく、スーツを吊したハンガーを軽く揺さぶる程度で十分です。

  1. ブラッシングは、上から下の順で進める

ブラッシングは、まず上から始めるのが基本です。

汚れが落ちる方向は上から下ですから、ブラッシングも上から下の順に進めるほうが、汚れがきれいに落ちます。

首・肩・胸・背中・袖・裾の順で進めていきましょう。

  1. 溝の部分は、入念にブラッシングする

縫い目や折り目などの溝の部分は、ちりやほこりがたまりやすいところです。

歯磨きをするイメージと同じですが、溝の汚れをかき出すように、しっかりブラッシングをしましょう。

スーツの寿命を長くする方法(9)
  • スーツの上手なブラッシングを身につける。
ブラッシングで最も見落としやすいのは、ポケット。

スーツの寿命を長くする30の方法

  1. スーツの手入れは、仕事の手入れであり、心の手入れ。
  2. 手入れとは、言い換えると、節約行為。
    実はお得な作業。
  3. スーツは、物としてではなく、生き物と考える。
  4. スーツを長持ちさせたければ、3種類のハンガーを準備する。
  5. お手入れの最大の難しさは、帰宅直後かもしれない。
  6. スーツをクローゼットに収納する際は、隙間が重要。
  7. ハンガーにスーツを掛けるとき、ポケットの中身は、すべて取り出す。
  8. スーツを長持ちさせたければ、ブラシの最低条件は天然の毛。
  9. スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。
  10. ブラッシングで最も見落としやすいのは、ポケット。
  11. ジャケットのしわは、アイロンの蒸気が効果的。
  12. なぜ、スーツのハンガーは、木製が最適なのか。
  13. アイロンの蒸気を当て終わったジャケットは、すぐクローゼットに収納しない。
  14. 1日着たスーツは、1日以上は休ませたい。
  15. スラックスは、専用ハンガーを使って、しわを伸ばす。
  16. スラックスのブラッシングは、ハンガーに吊した状態が最適。
  17. スラックスのアイロンがけは、当て布が必須。
  18. 定期的に虫干しをしよう。
  19. アイロンがけに自信がなければ、思い切ってクリーニング。
  20. クリーニングに出すときに意識したい、5つの心遣い。
  21. ドライクリーニングとウェットクリーニングの違い。
  22. クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入れたまま収納しない。
  23. スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。
  24. 同じ柄のスーツを毎日使いたい。
  25. ネクタイは、小さくても、印象に大きく関わる存在。
  26. スーツが雨で濡れたときの、お手入れの方法。
  27. スーツにタバコのにおいが付いたときの対処方法。
  28. スーツ全体のにおいを取り除く方法は、もっと身近なところにあった。
  29. スーツの手入れと部屋の掃除には、つながりがある。
  30. スーツを長期保管するときの3つのポイント。

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