執筆者:水口貴博

初めて犬を飼うときの30の心構え

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無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。

無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。 | 初めて犬を飼うときの30の心構え

基本的に犬の無駄吠えには、1つの無駄もありません。

ただ意味もなく吠えるのは、犬も疲れます。

人間には無駄に思えても、犬は何か意味があって、わざわざ吠えています。

それを単に「うるさいなあ」で片付けるのは、よくありません。

理由を探って、気持ちを理解しようとするのが、犬から尊敬される飼い主ではないでしょうか。

「なぜ、吠えているのだろうか」

落ち着いて、その原因を探ってみましょう。

おなかがすいているためなのか。

散歩に行きたがっているからなのか。

慣れない音に驚いているせいなのか。

寂しがっているせいか。

知らない人を怖がっているからなのか。

ストレスをためているせいなのか。

何のストレスをためているのか。

吠える行為は1つでも、その原因は実に多種多様です。

家庭・環境・状況により、さまざまな理由が考えられます。

犬の気持ちを理解する絶好の機会になります。

飼い主は、脳にたくさん汗をかいて、犬の無駄吠えの原因探しをしてみましょう。

頭の体操になります。

もしわからなければ、獣医師に相談したり、経験豊富な飼い主に見てもらったりなどもしてみましょう。

ほかの飼い主の意見を聞いてみると、犬の特性を知ることにもつながります。

初めて犬を飼うときの心構え(24)
  • 犬の無駄吠えで、頭の体操をする。
犬も寂しいと、夜泣きをする。

初めて犬を飼うときの30の心構え

  1. 犬のしつけで一番大切なのは、やる気や根気より、まず愛情。
  2. ただリーダーになればいいわけではない。
    大切なのは「尊敬されるリーダー」になること。
  3. 犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。
  4. ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。
  5. しつけは、時間をかけるほうがいい。
    時間がかかるからいい。
  6. 自転車で犬を散歩させるのは、要注意。
  7. 易しいところから始めるのが、遠回りに思え、実は最も近道になる。
  8. かわいい子犬こそ、食べるものに関しては鬼になって徹底管理する。
  9. 定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。
  10. 犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。
  11. ご近所さんに迷惑になっていないか、尋ねること。
  12. 意外にも、犬は雨の日の散歩を大喜びする。
  13. 大雨が降って散歩ができない。
    そんなとき、散歩の代わりにすればいいことがある。
  14. 人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。
  15. 犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。
  16. うっかりリードが手を離れた。
    捕まえようとしても、逃げられる。
    どうすればいい?
  17. 去勢・避妊手術はしたほうがいいの?それともしないほうがいいの?
  18. 無駄吠えをやめさせるときに、犬にかまうのはNG。
  19. 飼い主は「見る立場」から「見られる立場」になればいい。
  20. いつもペットの機嫌を取るような話し方は、やめたほうがいい。
  21. 犬のしつけの結果は「副産物」と考えるほうが、うまくいく。
  22. 「やめなさい」という一言は、奥が深い。
  23. 犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。
  24. 無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。
  25. 犬も寂しいと、夜泣きをする。
  26. できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。
  27. 子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。
  28. 犬が散歩をした後に食事を与えると、肥満になりやすくなる。
  29. 犬の散歩のタイミングは、食前より食後のほうがいい。
  30. 犬をしつけていたとき、過去の自分と重なった。

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