私たちが一般的に考える勉強は、知識を詰め込むことです。
たくさん本を読み、知識や知恵を頭の中に取り込みます。
それはまだ「インプット」の段階だけです。
ほとんどの人が、インプットばかりで勉強が終わっています。
インプットするだけでは、まだ勉強は半分しか終わっていません。
肝心なアウトプットが抜けています。
もう半分の勉強とは、人や社会に生かすため、アウトプットをすることです。
活用するためにしているのが勉強であり、活用ができて初めて完結します。
勉強をしてインプットという入り口があり、役立てるためにアウトプットという出口がないといけません。
「いかに人の役に立てるか。どうすれば世の中のために活用できるか」
私たちの多くが忘れがちな課題です。
それが抜けている勉強は、すべて宝の持ち腐れです。
知っていても生かさなければ、ないのも同然です。
あなたが料理を勉強しているとします。
料理が勉強できれば、その料理の腕を使って、いかに人に喜んでもらえるかを考えましょう。
両親のために料理を作ってもいいし、恋人のために腕を振るうのもいいでしょう。
勉強したことを生かして、他人から「ありがとう」と言われたときに、勉強は完結するのです。