本番前は必ずリハーサルを行いましょう。
リハーサルでは、心の中で話すのではなく、きちんと声に出すようにします。
声の大きさや抑揚にも意識を向けます。
身ぶり手ぶりも含めます。
にこにこした表情も心がけましょう。
本番で照明・スクリーン・プロジェクターを使う予定なら、本番さながらにセッティングをします。
発表の内容も進め方も、本番と同じ流れで練習します。
パソコンを使ったスライド操作があるなら、本番と同じに進めます。
1人で行うリハーサルは、本番の緊張を和らげる効果があります。
リハーサルは、できれば身近な人に見てもらうと最適ですが、難しいときもあるでしょう。
もちろんリハーサルは、完全な本番とは違います。
聴衆がいない中で練習しても、緊張の程度は知れているでしょう。
大勢の人前だからこそ緊張するのであって、1人でリハーサルをしても、効果や有効性に疑問を持つかもしれません。
しかし、1人で行うリハーサルも貴重な経験の1つです。
聴衆はいなくても、本番と同じリハーサルを経験できることで、発表に慣れることができます。
慣れが強くなればなるほど、進行がスムーズになって、本番の緊張を和らげることができます。
無駄と思わず、本番前は何度もリハーサルを行いましょう。
練習が少なくて困ることはあっても、多くて困ることはありません。
しっかり練習をすれば「これだけ練習したのだから大丈夫」という自信もつきます。
最終的に自然と体が動き始めるくらい慣れることができれば、合格です。