学校は、勉強を教えてくれます。
知識をたくさん叩き込まれるところです。
しかし「勉強」は教えてくれますが「勉強法」は教えてくれません。
人間が覚えるときには、質のよい勉強法があって、初めて効率よく覚えられ、身につけることができるようになります。
成績の悪い人、覚えられないと言っている人は、決まって勉強法が悪い。
覚えられないような覚え方で覚えようとするから、覚えられないのです。
覚えられるような方法を使って、吸収していかなければ、学生時代の勉強の波に飲み込まれます。
たとえば学生時代には「鎌倉幕府ができたのは1185年」と教わります。
勉強法を知らない人は、そのまま「鎌倉幕府=1185年」と覚えようとします。
しかし、勉強法がうまい人は「いい箱(1185)作ろう、鎌倉幕府」と覚えます。
あなたもこうした覚え方を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
頭がいい人のほうが、面白おかしく覚えているものです。
10年以上も昔の記憶ですが、いまだに覚えています。
覚える方法を知っているかいないかが、学業の勝敗を分けるポイントになるのです。