大人になって社会に出ると、少なからず利益損得を考えて行動するようになります。
友人を作るとき。
仕事を選ぶとき。
恋愛をするとき。
できるかぎり自分にとってメリットがあり、得をするような人と知り合いになり、関係をもちたいと考えます。
ですが、利益損得を第一に考えてしまっては「自分が本当に好きかどうか」が見えなくなります。
利益損得は、愛を無視した考え方です。
愛を中心に考えるためには、自分に正直な生き方が最もよいのです。
友人を作るときも、仕事を選ぶときも、好きな人を見つけるときも、自分が好きだからこそ、近寄っていくことです。
自分が好きだと感じることほど、素直な自分からの声はありません。
好きだからこそ、愛を持って接することができます。
好きだからこそ、愛が湧き出てくるのです。
好きでもない友人と、心から仲良くし合えるでしょうか。
好きでもない仕事をして、本当に心から打ち込めるでしょうか。
好きでもない人とお付き合いをして、本当にわくわくするでしょうか。
利益損得を中心に考えると、いつの間にか愛が消えてしまうのです。
愛は、好きなことを中心に考えるときに表れます。
自然と出てきます。
心の中から、自然と湧き出てくる温泉のようなものです。
利益損得という磁石に引き寄せられるのではなく、好きという磁石に引き寄せられることが大切なのです。