趣味が続かないのは、レンタルばかりに頼っているせいかもしれません。
「レンタルに頼る」と「レンタルばかりに頼る」は、似て非なるものです。
道具が必要な趣味の場合、まずレンタルです。
いきなり道具を買うのはハードルが高いので、お試しということで、まずレンタルから始めるのは正解です。
レンタルとはいえ、本物です。
雰囲気や使い勝手など具体的にわかります。
レンタルを利用しながら趣味を楽しむことで、自分に合っているかどうか、相性や手応えを確認できます。
経済的な負担も軽いので、大きなリスクを負うことなく、気軽にチャレンジできます。
しかし、レンタルは「手軽さ」というメリットがある一方、デメリットもあります。
「その都度費用がかかる」「道具に愛着が湧きにくい」「いつでもやめられる」というデメリットがあります。
趣味を続けようと思うなら、道具を買うのです。
お金を出して思い切ることも大切です。
道具を買うと覚悟が決まります。
「せっかくお金をかけたんだから、しっかり使おう! 長く続けよう!」という気持ちになります。
道具を買うことで、後に引けない状態にさせることです。
自分の道具を買うことで「これは私のもの」と思えるので、長く使うにつれて愛着も湧いてきます。
結果として長続きするのです。
もちろん最初のうちはレンタルから始めるのがベターですが、長く続けるプランが立ったら、早めに道具を買うのが得策です。
レンタルの出費もばかになりません。
長く続けるのなら、毎回レンタルするより、買ってしまったほうが安く済みます。
大きな出費はありますが、一度きりです。
大金かもしれませんが、長期的に見れば、安上がりになることがほとんどです。
道具を買ってしまえば、レンタル費用を気にせず、思う存分遊べるようになります。
長く続けてから道具を買うのではなく、道具を買うから長く続くのです。