趣味をしていると、中止をしようか迷うことがあります。
本当は中止にしたくないのですが、迷う場面があるのです。
旅行に行く予定の日、台風が直撃しそうだとわかりました。
よりによって旅行の日程とかぶっています。
このとき中止にするかどうかです。
前々から計画していたので、行きたい気持ちはある一方、台風の不安もあります。
中止をすれば、キャンセル料がかかります。
キャンセル料も安くありません。
強行したくなるところですが、やはりこういうときは、中止が英断です。
旅行を強行したとしても、台風のせいで散々な目に遭う可能性があります。
お店や娯楽施設が臨時休業になっていたり、観光地の景色を楽しめなかったりするかもしれません。
台風の影響で、事故に遭う可能性もゼロではありません。
嫌な思い出ができると「旅行に行かなければ良かった」と悔やむことになるでしょう。
いい思い出を作るどころか、逆に嫌な思い出ができてしまいます。
結果として、趣味が続かないのです。
草野球を予定していた日、微熱がありました。
ひどい風邪なら迷うことなく中止しますが、頑張ればできそうなくらいの微熱なので迷うところです。
このとき中止にするかどうかです。
純粋に野球をしたい気持ちもあるし、せっかく仲間との約束もあります。
直前にキャンセルをすると、ほかの仲間に迷惑もかかります。
こうしたケースでも、やはり勇気のある中止が英断です。
微熱ということは、風邪の引き始めということです。
強行すると、大きなけがをしかねません。
そのときは大丈夫に感じても、プレイ中に急変する可能性もあります。
ふらふらの状態でプレイしても、楽しいどころか苦しくなるでしょう。
普段なら簡単にできることもできません。
誤ってけがにつながる可能性もあります。
大きなけがをすると、長期休養になってしまい、趣味を続けたくてもできなくなるのです。
「迷惑がかかる」「キャンセル料がもったいない」といった気持ちもあるかもしれません。
正常性バイアスが働いて「これくらい大丈夫」「大したことにはならないだろう」と思いがちです。
しかし、悪天候や体調不良のときは、やはり中止をする勇気を持つことが大切です。
悪天候や体調不良のとき、無理に強行すると、命に関わるケースもあります。
楽しみにしていた予定を中止するのは、心理的に経済的にも厳しいものがありますが、やはり命には代えられません。
中止をする勇気を持つことが、趣味を続けるコツになるのです。