趣味を長く続けるなら、趣味の種類に工夫があります。
「時間のかかる趣味」を作ればいいのです。
時間がかかる趣味は、ゴールまでの道のりが長いため、簡単には終わりません。
手間暇がかかることは、デメリットではなく、メリットです。
達成まで月単位・年単位の時間が必要になる趣味は、それだけ長く続けられます。
たとえば、長編の創作活動であれば、とても1日では終わりません。
物語や登場人物を考えたり、何十万字もの文章を書いたり、推敲をしたりなど、膨大な時間と労力がかかります。
長編であればあるほど、必要な時間も長くなります。
ものによっては1年以上かかることもあるはずです。
簡単に終わらない趣味だからこそ、長く続けることが可能になります。
進み方はゆっくりですが、その代わり長く続けられるのです。
すでにお気に入りの趣味があって、毎日楽しんでいる人もいるでしょう。
そんな人は「時間のかかる目標」を作ればいいのです。
たとえば、ランニングが趣味であれば、サブフォー・サブスリーといった目指します。
大きな目標は日々の積み重ねが必要です。
初心者の場合、数日・数週間の練習で達成できる目標ではありません。
数カ月や数年はかかる、長期的な目標になるはずです。
時間がかかるからこそ、少しずつタイムが良くなっていく過程を楽しめます。
少しずつ成長していく様子を楽しめます。
英会話や英語学習が趣味なら、英検1級を目指してみます。
初学者の場合、一朝一夕で達成するのは不可能です。
英検1級の合格率はおよそ10パーセントといわれ、狭き門です。
ライティングやリスニングだけでなくスピーキングも必要になるので、しっかりした勉強が必要です。
簡単には達成できないので、長期的な趣味になるでしょう。
時間がかかるのは大変に思えますが、時間がかかるからこそ、長続きするともいえます。
時間のかからない趣味は、手っ取り早く楽しめたりストレス解消ができたりしますが、その限りではありません。
時間のかかる趣味にも、それなりの良さがあり、チャレンジのしがいがあって楽しめます。
ゴールまで長くて簡単に終わらないから、飽きずに長く続けられます。
「時間のかかる趣味」「時間のかかる目標」を作ることで、おのずと趣味が長続きするのです。