幸せを感じたいなら「心の余裕」を持ってください。
心の余裕は、幸せを感じるために必要な要素です。
幸せを感じるために心の満足は大切ですが、心の余裕はもっと大切です。
心の余裕がなければどうなるでしょうか。
いつもせかせか忙しくしていると、幸せであっても感じる暇がなくなります。
ラッキーなことがあっても見過ごしてしまうでしょう。
素晴らしいものが目の前にあっても楽しむ暇がないでしょう。
いわば、猛スピードで走る車から景色を見るようなもの。
手前の景色が次々移り変わっていき、視界に入っていても「なんだかよくわからない」という状態になります。
スピードが速すぎると、すべてが一瞬一瞬で過ぎていき、じっくり楽しめなくなります。
幸せであっても、楽しむ暇や感じる暇がなければ、ないも同然です。
幸せであるはずなのに幸せを感じないなら、心の余裕がないからです。
心の余裕はすべてにおいて重要です。
余裕がなくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
いつも忙しくしているなら、一度生活を見直して、少しでも心の余裕を持ちましょう。
ほんの少しでいいのです。
心の余裕は、たくさんある必要はなく、少しあるだけで変わります。
「これは本当に必要なことだろうか」と考える癖をつけることです。
生活に余裕を作ることは、心の余裕を作ることにつながります。
いつもぎりぎりで出社しているなら、早めの起床を心がけてください。
普段より10分早い出社になるだけでも、余裕が生まれ、仕事も変わります。
会議・メール・文書作成も、必要ないと思えば、やめてしまうことです。
昔から続いている定例業務も、必要性に疑問を感じたら、思い切ってやめてしまうことです。
一部から反発はあるかもしれませんが、ルールを変えるときに反発が生まれるのは当然のことです。
うまくやめることができれば、その分だけ余裕が生まれます。
部下や後輩にとっても楽になり、後続の人にとっても歓迎されるでしょう。
膨大な仕事は、すべて1人でやればいいわけではありません。
何でも自分一人で仕事を抱え込むのではなく、割り振れることなら割り振ることです。
得られる協力があるなら、意地を張らず、素直にお願いしましょう。
自炊が正しいとは限りません。
料理も、自炊よりスーパーで弁当を買ったほうが、手間がかからず安上がりで栄養バランスに優れていることがあります。
1日に1つは好きなことをして、楽しみを作るようにしてください。
心が満たされ、余裕が生まれ「幸せだな」と感じることができるようになります。
心の余裕を持つと「楽しい」「嬉しい」「感動」をきちんと感じられるようになります。
そして幸福感を噛み締めることができるようになります。
ビジネスもプライベートも、一度身の回りを見直してください。
きつきつになっているところがあれば、調整を行ったり無駄を省いたりしてゆとりを作り、心の余裕を持ちましょう。
心の余裕は、幸せを感じるために必要な要素であることを忘れないでください。
幸せとは、心の余裕を持つことなのです。