チャイムが鳴って、すぐドアを開けるのは、相手にチャンスを与えてしまうことです。
突然ドアを開けるのではなく、まずのぞき穴を通して相手を確認したのち、ドアを開けるようにしましょう。
のぞき穴がなければ、ドア越しに用件を聞き出します。
ドアを開けなくても、声を出せばドアの向こうの相手と会話ができます。
田舎なら必要はないかもしれませんが、都会に住んでいるならそれくらいの用心はあって困ることはありません。
自分で自分を守る癖をつけておくことは、これからの人生では重要なことです。
私が以前、勧誘に引っかかってしまった一番の原因は、まずドアを開けてしまったことでした。
「ドアを開けてしまった=相手の話を聞いてしまう」ということにつながります。
相手は勧誘のプロです。
巧みな話し方で、うまいぐあいに話を載せてきますから、話そのものを聞かないようにするにはドアを開けなければいいのです。
ドアを開けなければ「興味がない」「必要がない」ということをアピールできます。
もしドアを開けてしまうと、話をさせるチャンスを与えてしまうことになり、相手が主導権を握ってしまう恐れがあるのです。