トラブルのとき、意外と見落としがちなのは「取扱説明書」です。
取扱説明書の確認を忘れていませんか。
「電化製品が故障=修理に出す」という思考になっていて、取扱説明書の存在を失念していることが少なくありません。
電化製品が故障したとき、すぐ修理に出すのではなく、まず取扱説明書を読みましょう。
引き出しの奥でほこりをかぶっているなら、引っ張り出してください。
取扱説明書には「トラブル時の対応」という項目があります。
よくあるトラブルとその対処法についてわかりやすく書かれています。
取扱説明書の指示に従って対処すれば、トラブルがスムーズに解決することが多いのです。
たとえば、ノートパソコンの調子が悪くなったとき、取扱説明書を見れば、一発で解決することがあります。
何時間も悩んでいたことが、あっさり解決することは少なくありません。
「なんだ、これだけで良かったのか。修理に出す前に解決して良かった」とほっとするのです。
修理に出すとお金も時間もかかりますが、取扱説明書を読んで自分で対処すれば、費用もお金もかかりません。
「取扱説明書なんていらない」と言ってぽいっと捨てる人がいますが、要注意です。
トラブルが発生したときのためにも、取扱説明書は捨てずにきちんと保管しておくことをおすすめします。
紙の取扱説明書がかさばって邪魔になるなら、PDFの保管も検討してみてください。
電化製品の製造元のサイトでは、PDF版の取扱説明書がダウンロードできるようになっていることがあります。
データであれば、どれだけページ数があってもかさばる心配がありません。
取扱説明書とは、時間とお金の節約につながる本なのです。