トラブルのやりとりを、お店でおおっぴらに話す人がいます。
ここは注意したいところです。
大きく2つのパターンがあります。
どちらのケースもNGです。
トラブルの話はデリケートな内容が含まれます。
お金の話や契約の話、会社の機密情報や顧客情報などなど。
トラブルの話なので、つい声も大きくなりがちです。
おおっぴらに話すと、周りに聞かれてしまい、トラブルの話が筒抜けになります。
「あの会社では今そんなトラブルが起こっているのか」となり、悪い噂が立つ原因となるのです。
悪い噂はすぐ広まります。
噂は、悪い内容であればあるほど、早く広がるのが特徴です。
人目の多いところで現在進行中のトラブルについて話すと、情報漏洩によって2次被害につながることもあるのです。
トラブルのときは解決することに一生懸命なので、周りの目を忘れることがあります。
余裕がないタイミングとはいえ、情報漏洩に対する意識は必要です。
カフェやレストランなどお店にいるとき、トラブルの電話がかかってきたら、いったん外に出て話しましょう。
お店の外に出るのが難しい場合は、後から折り返すことを伝えます。
トラブルについて話し合うときは、会社や事務所がベストです。
そのほか貸し会議室やレンタルオフィスの個室などの利用もおすすめです。
どうしても飲食店で話をするなら、声が外に漏れない個室が適切です。