トラブルが起こったとき、少しでも罪を軽くしようと嘘をつく人がいます。
嘘をつくのはNGです。
嘘はばれます。
ばれると、トラブルがさらに大きくなります。
取り返しのつかない事態に発展する可能性もゼロではありません。
ある県議会議員が、当選後、無免許運転をしていたことが発覚しました。
気づいたら免許の有効期限が切れていて、再取得のため、自分が車を運転して教習所に行きました。
免許センターの人から「今日は何で来ましたか」と聞かれ「車で来ました」と答えた際、無免許運転が発覚したのです。
メディアで大きく取り上げられ、会見を開くことになりました。
会見では「帰りは別の人に運転を依頼した」と話しましたが、後からそれが嘘だと発覚しました。
目撃者や監視カメラなど、事実を確認する手段はたくさんあります。
嘘がばれると、ますます信用が失われ、自分を追い込むことになります。
結局その議員は、責任を取って辞職することになったのです。
トラブルのときこそ正直です。
嘘は、ばれないこともありますが、ばれるものと思っておくのが賢明です。
「現代は監視社会」と言われて久しい昨今です。
現在はすっかりインターネットが浸透して、監視カメラもいたるところに設置されています。
天から神様が見ていると思うことです。
トラブルのときこそ、嘘は厳禁なのです。