「専門家に依頼しているからもう安心。何もしなくて良い」という人がいます。
たしかにトラブルのときは、専門家が頼りになります。
笑顔で「すべてこちらでお任せください」と言ってくれます。
心強い味方がつくことになるので、大きな安心感があります。
孤独を感じることもありません。
特に法律に関わるトラブルのときは、欠かせない存在といえるでしょう。
「餅は餅屋」という言葉があるように、専門家に任せると、難しい仕事もスムーズです。
しかしだからといって「何から何まで完全に任せきり」というのは良くありません。
専門家がスムーズに仕事を進めるためには、こちらの協力が必要です。
問い合わせがあったとき「答えたくない」と拒否したり「何も知らない」とごまかしたりするのはNGです。
いくら専門家とはいえ、必要な情報がわからなければ、仕事を進められません。
当然ですが、嘘を答えることは言語道断です。
専門家を頼るなら、協力的な姿勢を見せることが大切です。
必要な情報はきちんと正確に伝えます。
不明点の問い合わせが来たときは、できるだけ迅速な回答を心がけましょう。
確認に時間がかかって回答が遅くなるようであれば、いつまでに回答できるのか連絡しておくと安心です。
個人情報を心配する人もいますが、専門家は守秘義務が徹底されているので外部に漏れることはありません。
情報提供のほか、こちらで何かお手伝いできることがあれば、できる範囲で協力します。
こちらの協力があってこそ、専門家はスムーズに仕事を進められます。
トラブル解決も早くなるのです。