多くの人が「人生を豊かにするには、高級なものを持たなければいけない」と思っています。
高級な服、高級なバッグ、高級な財布、高級な時計、高級な食器、高級な車。
もちろん高級なものも素晴らしい。
高級なものは品質が高く、見た目も洗練されていて、丈夫で長持ちするものばかりです。
経済的な価値もあり、売却するときも高値で売れる傾向があります。
それを持っているだけで社会的ステータスがあると判断されます。
だからといって、人生の豊かさにつながるとは限りません。
経済的に価値のあるものでも、自分がそれに価値を感じていなければ無意味です。
いくら高級なものでも、がさつに扱っていたり愛や思い入れがなかったりしていては、心豊かな人生にはつながらないのです。
人生を豊かにするには、愛着のあるものを持つことです。
愛着のある服、愛着のあるバッグ、愛着のある財布、愛着のある時計、愛着のある食器、愛着のある車。
どれだけ愛を感じているか、どれだけ思い出があるか、どれだけ思い入れがあるかです。
愛着のあるものには、特別な価値があります。
それは金額では計れないのです。
愛着のあるものは、思い出も思い入れもたくさん詰まっています。
だから扱い方も丁寧になり、定期的なメンテナンスも欠かしません。
高級なものを持つにはお金が必要ですが、愛着のあるものを持つにはお金は不要です。
必要なのは、愛と、思い出と、思い入れです。
愛着があるものには、愛と思い出と思い入れがぎっしり詰まっています。
安価なものでも、自分にとっていとおしく感じるのであれば、愛着のあるものになります。
愛着があるかどうか決めるのは、自分です。
金額で決まるものでもなければ、他人が決めるものでもありません。
「これは私にとって本当に大切なもの。特別な価値がある」と思うなら、愛着のあるものといえます。
高級ブランドである必要はありません。
安いものであってもいいのです。
たとえ安いものであっても、自分にとって深い愛着があり、特別な価値を感じているものならOKです。
もちろん愛着のあるものが高級ならものなら、それはそれでいいのです。
自分の生活を振り返ってみて「これは私にとって愛着のあるもの」と言えるものが、いくつあるか数えてみてください。
高級なものも素晴らしいですが、愛着のあるものはもっと素晴らしい。
愛着のあるものを持っているほうが、心豊かな人生を送れるのです。