自宅にお風呂があっても、たまには銭湯に行ってみてください。
近場の銭湯でかまいません。
昔はお風呂がない家も多くありましたが、今は違います。
ほとんどの世帯でお風呂が当たり前となり、豊かな時代になりました。
温かいお湯も冷たい水も、いつでも楽しめます。
今でも風呂なしアパートはありますが、一部に限られます。
「自宅にお風呂があるのに、銭湯に行くなんてもったいない」と思うかもしれません。
たしかにそうかもしれませんが、その考えでいくと、自宅にお風呂があるかぎり、ずっと銭湯に行かないことになります。
自宅にお風呂があっても、銭湯に行くことがあっていいのです。
銭湯は、いわば楽園です。
疲れの取り方がまったく違います。
大きな湯船と広々とした空間があり、開放感が抜群です。
自宅の狭いお風呂とは違い、思いきり足を伸ばせるので、最高に癒やされます。
大きな湯船に浸かれば、疲れも一気に取れます。
泡風呂、水風呂、薬風呂、電気風呂など、いろんなタイプのお風呂があって満足できるでしょう。
壁には、富士山や大自然の絵が描かれていることが多く、なかなか良い雰囲気を醸し出しています。
たいていの銭湯にはサウナがあって、追加料金を支払えば楽しめます。
サウナと水風呂と交互に楽しめば、ますます心身が整って、ストレス解消効果も倍増します。
銭湯では、ときどき地元の知り合いとばったり会うことがあります。
銭湯だとリラックスしているせいか、普段より話が弾みます。
お互いが無防備な状態になっているので、話をするときも、自分をさらけ出しやすいのです。
自分よりはるかに年上の人であっても、銭湯の魔法のおかげで、話が良く弾むから面白い。
「自宅にお風呂があるから銭湯に行かない」ではありません。
「自宅にお風呂があっても、たまには銭湯に行ってみる」です。
自宅にお風呂があるのに、わざわざ銭湯まで足を運び、お金を払ってまで楽しむのがいい。
これが贅沢です。
銭湯に行けば、1日の疲れがしっかり取れます。
銭湯は、アフターファイブの天国なのです。